ひたちなか地区のあゆみ

みなさん,こんにちは。
さて,今年も終戦記念日がやってきます。
本日はひたちなか地区の歴史を振り返りましょう。


ここ「ひたちなか地区」は,もともとは広大な砂丘地帯で,
太平洋と白砂青松を臨む景色に感動した水戸徳川家第6代藩主治保が
比観亭という東屋を建てるほど,風光明媚な土地でした。

この美しい土地を旧日本軍が軍用地として買収したのは,
あの国家総動員法ができた昭和13年のことでした。
その後水戸陸軍飛行学校が置かれ,多くの若者が戦地に向かいました。
終戦後は連合国軍が接収し対地射爆撃場として利用され,
誤爆事故等も多発しましたが,昭和48年に日本政府に返還されました。

このような時代を経て,ここひたちなか地区
ビジネス&プレジャーを実現できる国際港湾都市を目指し,
花咲く国営ひたち海浜公園に,北関東の物流拠点常陸那珂港が整備され,
今なお着々と発展し続けているのです。

そんな歴史を踏まえつつ,ひたちなか地区を訪れれば,
いろんなものの見方が変わってくるのではないでしょうか。
軍用地から生まれ変わった国営ひたち海浜公園では,
今週いっぱいコキアのライトアップを実施中です。
秋の紅葉もいいけど,この時期のふわふわ感もかわいいのでオススメ。
この機会にぜひ,足を運んでみてはいかがでしょうか。

比観亭 http://www.city.hitachinaka.ibaraki.jp/soshiki/34/siseki1.html
国営ひたち海浜公園ホームページ http://hitachikaihin.go.jp/
茨城港常陸那珂港区 http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/doboku/kowan/sitetop1/port-hn.htm


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