シネサルの「映画のブログ」

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 『エデンの海』(1963年、日活) ★★☆

1963年、日本(日活)、カラー、1:2.35、日本語
【監督】西河克己【原作】若杉慧
【出演】高橋英樹和泉雅子東野英治郎佐野浅夫飯田蝶子三崎千恵子小沢昭一、他
2013/09/04(水)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 香川県の海沿いの女子高に東京から赴任した南条先生(高橋)は、他の先生たちとは違う若さと大らかさで注目を浴びるが、好意の裏返しの嫉妬も混じった根も葉もない噂話に悩まされた。
 生徒の中でも気難しい清水(和泉)は、南条に恋愛感情に似た想いを抱いて近づき、彼を後ろに乗せた馬で学校や街を駆け抜けたことが問題になった。
 南条は先生を続ける自信をなくし、生徒たちが惜しむ中、東京へと帰って行った。
<感想>
 1946年に発表された小説の映画化で、3度の映画化作品のうちの2作目。
 新人教員が教育に悩む姿が真摯に描かれるが、それに加えて、笑顔も思いつめた顔も素敵な和泉雅子のはまりっぷりが見事。