ドラクエ4の魅力、悲しい思い出と想像力

ドラクエ4実況動画を見た。良い時代になったものだ。

子どもの頃、ちょうど良い時期で非常にプレーしたかったのだが、気持ちを常に否定する親だったので友人の家で指をくわえて一部を見ただけという悲しい思い出しかなかった。

関連の4コマ漫画が結構出ていたので、それで補完していたが、あのゲームからあそこまで想像で埋めるところが人間のすごさだし、そこが昔のドラクエの良さなんだろう。自分自身、いろいろ想像を膨らませていたし、あのぐらいの表現にとどめると、大人としてもいろいろ思うところがあり、楽しめるものである。

他方、最近のゲームのようなグラフィックがすごいのも分かる。ただし、ゲームはやはり単純で様々な想像力をかきたてるようなものがよいのではないだろうか。

結局、遊ぶのは人間であり、人間の能力を超えすぎたものを作り込みすぎると、人間が疲れてしまう。特に視覚、聴覚が疲れてしまう。そういうものは、年を取るとどんどん身近なものではなくなってくる。これはユーザーインターフェースの在り方にもつながってくる話であろう。