奇跡の救出から7年、優太君「僕も頑張って

2004年10月の新潟県中越地震で、崩れた土砂の中から93時間ぶりに奇跡的に救出された当時2歳の男の子. あれから7年3カ月、皆川優太君は10歳になった. 祖父母に見守られながら小学4年生に成長した優太君は、東日本大震災の被災者を気にかけていた. 「僕も頑張ってる. だから君たちも頑張って」 新潟県魚沼市の自宅. 中越地震の後、優太君はここで祖父母と3人で暮らしてきた. 今月、家を訪ねると、1メートルを超す雪の壁が出来ていた. ナイキ エアジョーダン 友達に誘われて、スキーウエア姿で飛び出す優太君. 祖父の皆川敏雄さん(75)が目を細めて見送った. 「優太は私たちの光. レスキュー隊が救ったのはひとつの命だけど、私たち2人のことも救ってくれたと思っている.