未来のいつか/hyoshiokの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2013-12-29

OSS利用の成熟度

OSS利用を下記の段階で考える

  1. 発見(find)
  2. 利用(use)
  3. 参加(participate)
  4. 革新(innovate)

発見(find)

OSS発見し、試しに利用してみる。本格的な導入というよりも試し使い。この段階で問題が発生すると本格的な導入に至らない場合がある。

ライセンスフィーがかからないので、無料で利用できるため、ちょっと試してみるという段階である。ただし、インストールなどが難しい場合は、利用に至らないで挫折する場合もある。

利用(use)

試し使いをしてみて、意外と便利なことがわかると、本格的に利用してみるということになる。

ユーザが多いとインターネットには情報があふれているので、それをもとにより高度な使い方をし始める。ちょっとしたトラブルインターネット検索するとどうにか解決できる。

参加(participate)

本格的に利用をはじめしばらくするといろいろな問題にぶつかる。メーリングリストなどで質問しても解決しない場合がある。どうも最初地雷を踏んだようだ。

いろいろ試してみる。ワークアラウンド回避策)を試してみたりする。時には、パッチを書いて問題を解決する。

コミュニティでの存在感も徐々に出てくる。ドキュメントを書いたり、ブログトラブルシューティング顛末を記したりする。ユーザコミュニティで発表をすることもある。

革新(innovate)

自社のサービスに当該 OSS組込みそれを競争力の源泉とする。オープンイノベーション実践するエンジンとしてOSS戦略的活用する。

コミュニティでの影響力も徐々に出て来て、OSS方向性についてもイニシアチブを取る。

自社ビジネス競争優位性を高めるためにOSSエコシステム活用コミュニティコラボレーションすることがビジネス戦略に組み込まれている。

成熟モデル

組織としてOSSをどのように活用しているか。企業の競争力向上にどのように役立てているか。その物差しとして提案してみた。

OSS無料なので取りあえず使ってみたというフェーズ発見から、導入にはそこそこ手間暇・コストがかかるということを発見し、それでも、メリットがあるので本格的に導入(利用)し、利用を続けていると、意図をしたわけじゃなくても問題を解決しフィードバックを行ったり(参加)する。最終的には、OSSの特徴を生かし、組織競争優位性を確保するために活用する(革新)。

OSSそのものをビジネスとしているベンダー企業側の観点ではなく、ユーザ企業視点でまとめてみた。

読者のみなさまのコメント意見などを伺いたい。

zanjibarzanjibar 2013/12/30 17:15 ユーザ企業の想定なんですが、ソースコードは読めてパッチをあてたりできるレベルを想定しているんですね。

hyoshiokhyoshiok 2014/01/01 16:04 参加のフェーズは、その通りですね。単なる「利用」ユーザはソースコードの読解は求めていないです。その意味でほとんどのユーザは「利用」にとどまり、「参加」はできていないというモデルです。