漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

片桐麻美

■「飢えた豚が餌を欲しがるように今夜だけはあなたの愛が欲しいよ」という歌詞が鮮烈だった。「愛が欲しいよ」という曲だ。オールナイトニッポンで知ったんだと思う。木曜二部。高校生のころだ。なぜ聴きだしたのかは覚えていない。たまたま起きてたのか、それとも二部マニアのようなところがあったので聴いてみたのか。友人に勧められたのかもしれない。内容はまったく思い出せない。無言の時間が多かったのと、よく泣いていたことは覚えている。

Youtubeに何曲かあった。すごいなYoutube。「わたしのうた」は当時テープが擦り切れるくらい聴いた。久しぶりに聴くと思ってたより歌が不安定だね。そして思ってた以上にいい歌だ。

■ライブは一度だけ行ったことがある。安藤秀樹とジョイントという誰も得しない企画だった。なにかものすごく長い曲を歌った。歌い終わって、まだアンプが鳴っているのに、いきなりシールドをエレアコから引っこ抜いてステージから消えた。

■運転中ふいに歌が口をついて出たので、せっかくだからいろいろ思い出して書いてみた。決して売れたミュージシャンではなかった。多分もう活動していない。でも、こういう揺れる、しかし強い自我は今も変わらず求める人がいるはずだ。


■いつものように市民活動促進センターで通信をつくっていたら、隣の部屋でCMネットが研修をしていた。知ってる人がたくさん。あんなに長く仕事してる人でも研修受けないといけないんだね福祉は。フリースクールもそういうものがあった方がいいのかなー。

■訪問先では酒をもらう。どうもありがとう。スタッフ送迎をして帰る途中、空が稲光で何度も光った。