漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

周りのことを考えてしまう

■昨日ひと段落着いた仕事の今年度分を開始。苦労したくないので。

■今年度は町内会で班長になったのだった。回覧板回しと町内会費集めが主な仕事だが、町内の公園清掃も出席しないわけには行かないだろう。そして、会計副部長も頼まれてしまった。これは翌年以降部長になるのが慣例とのこと。この年齢になるとそうなるのね。

■日曜日に総会があったのだけど、現在75戸あるうちの町内会で、子供は16人だとわかった。自分が子供の時はどうだったか、思い出してカウントしたら、50人を超えていた。そして、昨年は70歳を超えて町内会でお祝いを送った人が9人。これも自分が子供の時は、○○さんちのおじいさんおばあさんという人が数えるほどしかいない団地だった。少子高齢化を目の当たりにした感じだ。

■果たしてこうなっていく世の中で、大多数を占める高齢の人は幸せに「なりたい」と考えるのか。今が自分にとって幸せであるように望むだけになり、それは認識の問題であると考えてしまうのではなかろうか。また、マイノリティとなる子供世代にとって「幸せ」な成長とは何か。自分の子供時代には、大人が用意してくれた七夕や夏の小旅行などの町内会行事が楽しかったが、もはやそれは無い。でも、それはそれで、別の部分で思い出になる楽しみがあるのだと思う。一体それはどんなことなのか。良く目をこらさないと、もう自分にはわからなくなっていきそうだ。

■まあ、周りのことばかりでなく、自分は楽になる方策を考えていこう。