漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

クイズ

■火曜日の訪問先で、いつもクイズを出してくれます。それも、オリジナルのクイズです。今日は、10体近くいるぬいぐるみについていたその子お手製のビーズのアクセサリーを見せてくれたあと、いったん外して、しばらくしてから「どれが誰のでしょう?」というクイズでした。出されると思っていなかったので、記憶を巡らせます。楽しい。でも、あまりに正解率が悪いと宿題にされます。今日は大丈夫でした。
■少し難しいクイズの時は、これまたオリジナルのヒントをくれます。そのヒントの出し方も面白くて、「花の種類」という問題だとしたら、「貰ったら嬉しい!」と教えてくれます。そうなんだ。
■ただ書いてある文を読み上げるだけのクイズ遊びとは違って、毎回自分で即興で考えて問題を考えて出してくれるので、その子の考えていることやその子が何を大事だと思っているのかがわかる気がして面白いです。これで私は妖怪ウォッチの属性や妖怪の名前・好きな食べ物なんかを覚えました。特にジバニャン系の妖怪。もう完璧。でも、家で予習・復習ができるクイズだと良いけど、今日みたいなクイズだと出来ないなぁ。
■「○○から生まれた妖怪。この妖怪に憑りつかれた人は○○になってしまう。口癖は○○。」という文章が問題として出されて、この○○の部分を答えさせられるのかと思っていたら、この妖怪が進化するときに必要なアイテムを答えろと言われたこともありました。「えぇ!そこ?」と思うようなクイズです。文章を読んで、妖怪を思い浮かべて、属性を考えて、ある程度妖怪の姿かたちを思い浮かべながら答えなきゃいけません。あまりに的外れな回答をすると宿題になる。結構真剣です。でも、こうやって毎週クイズに挑戦していくと、知識としてなかったことも不思議とすんなり覚えて忘れません。そうか、勉強ってこうやればよかったのか。
■毎回このクイズが楽しみです。来週はなんのクイズだろ〜