バルケッタ220km走行中

トリップメータが動作しないということで入院したFIATバルケッタのスピードメータです。
いつものように擬似車速信号発生器で車速パルスをいれると220km/hで難なく巡航。
が、しかーし、トリップはピクリともしない。　よく調べると、スピードメータとトリップメータは別のモータで駆動されているのでした。
問題のトリップは、ステッピングモータで動くようになっており、車速１パルスでモーターも１ステップ動くというわかりやすい動作だ。
結果的には、ステッピングモータの劣化（あまり考えられないが現象的にはそんな感じ）でトルクが不足してトリップメータのギアを動かしきれてないようでした。　代品のステッピングモータを探すも、このモータ、ミネベア製のチト特殊な小型モータなので見つからず、依頼主に丁重にお返しした。　＝＝＞電脳職人でも直せないものは多々有るのです。