勉強会での確認・発見。

勉強会。週に一回のものと月に一度の勉強会に参加しています。

講義と実技をやっていると鍼灸学校に通っていた頃を思い出しますが、決定的に違うのは皆実際に臨床に立って最前線で治療をしている先生達だということです(当たり前ですが…)。

勉強会という場所は"教えてもらう"場所ではありません。もちろん私のような若輩者ですと結果的に教えてもらうことが多くなってしまうかもしれませんが、日々の臨床の中での疑問や発見などを確認し持ち寄って新たな発見につなげていく場所なのだと思います。10人の鍼灸師がいれば10通りの臨床経験があるはずです。その経験を鍼灸師同士で持ち寄れば何倍・何十倍もの臨床経験を疑似体験することができます。

全く同じ患者さんはいませんが、様々な鍼灸臨床の経験を知識として蓄えておくことで新しい患者さんや症状に出会った時にあわてることなく対処できます。そうして生まれた余裕が治療結果に良い影響をもたらすことは今までの臨床経験でも体験しています。

まぁ何が言いたいのかというと臨床に出た後も勉強会という機会を持てるということはありがたいことなんだなぁ、というつぶやきなのでした。

北公園のイチョウです↓