夏びらき@所沢航空公園

行ってきましたー!
朝ちょっと急用が入ったせいで着いたのは12時頃。グッドラックヘイワ見たかったな…とか思いつつ、着いたらまずビールとうどん(おいしかったです)で落ち着いて、会いたい人にも挨拶できたところでキセル

キセルキセルはほんと野外が似合うなと思います。こないだと同じ、ドラムとエマーソンさんがいる版のキセルで、やっぱりこの組み合わせが今まで見た中で一番好きだと思う。特にドラムがいるのがいい。ハナレバナレからはじまってベガまで、といういつものスタイルではあるんだけど、格段にバンドっぽさが増したアレンジで、特にベガの終盤のドラムがすごく好きです。あれなんていうんだろ。一瞬場を離れたときにやってた町医者もよかったです。

ビール足したとこで次はライムスター。ライムスターのライブは見るのはじめてだったんだけどこれがまた楽しかったなー。今回のメンツ的にはわりと浮いてるんじゃないかと思ったんだけど、前の方にはがっちりライムスター目当てで来たっぽい人たちがたくさんいて、ちゃんとここだろうなって思うとこで盛り上がるのとかうれしかった。たぶん HipHop は聴きこんで曲も歌詞も暗記してるほど楽しいんじゃないかなと思うので、「逃走のファンク」とかの、お客さんがなれてる感じはとてもよかったな。あと今回は、特に好きな「ザ・グレート・アマチュアリズム」やったのもうれしかったです。もっとききたいのでワンマン行きたい。
あと関係ないけど、前にいたお兄さんのリュックが半開きで、飛んだとき全開になって荷物が盛大に散らばったのもすがすがしかった(ちゃんとみんなで拾い集めました)。

その次はマウンテンモカキリマンジャロというバンド。聴くのはこれがはじめてで、ソイルとかと近い雰囲気かなーと思った。フェスっぽくてよかったです。あと移民の歌やられると無条件で好感度あがる。
ビール飲み続けてたせいでうろ覚えですが、たしかこのへんでカレーを食べた。カレーおいしかった。カレー屋のおじさんがやたら元気で、あちこちの曲間でおじさんの声が聞こえて笑ってしまった。

トリはbonobos。見るのはたぶん去年のROR以来。なんかちょっとあっさりしたような…と思ってたら、帰りに友だちから曲たくさん作ってた人が抜けてーという話を聞いて、あーとか思う。それでも「THANK YOU FOR THE MUSIC」を出し惜しみしないのはすごい。バンドにとって、こういう特別にキャッチーな曲があるっていうのはどういうことなんだろうなとか考えてしまった。
あと個人的には、ボノボは(特にライブだと)南国っぽいアップテンポな曲の方が似合ってるような気がするなー。

そんなわけで、夏開き楽しかったです。人の入りもちょうどいいくらいでよかったな。

 思い出すこと

今日夏開きに行ったのは航空公園という駅で、すごく久しぶりに行ったせいか、所沢駅くらいから窓の外の感じとか見るものぜんぶ懐かしくて、変な気分になった。よく待ち合わせしたベンチとか、バス乗り場とか、このパン屋でよくパリジャンてパンを買ってる先輩がパリジャンて呼ばれてたな、とか、その頃着てた服とかイヤホンから流れてた音のこととか、今まで思い出しもしなかったよーなことをわーっと思い出して、別に切なくはなかったけど、あの頃の時間はそのまんまどっかにあるような感じがして、
よく来る場所ならそんなことは思わないんだろうけど、離れた場所ってなんだか、離れてるあいだ分上書きされないからか、時間がとまってるような気分になる。

ずっと忘れられないのが、前にこの駅で「私の家に電話してくれませんか」って声をかけられたときのことで、なんでですかって聞いたら、まあ、そういうことかって事情があって、その人泣いてしまったんだった。そのときの私は、上の空でなんか大人ってたいへんだ…とか思ったりしてたんだけど、あの人今頃どうしてるんだろう、とか、今日はそんなことも考えた。