「ドリームキャッチャー」

面白かった! 実は最近見たある映画と関連付けて感想を書いてる人がいた、と思い込んで借りてきたのですが、見終わってから確認したら、それは別の映画でした。でも好きな感想書く方がほめてたりして気になってたし、なにより面白かったので見てよかったです。

ドリームキャッチャー [DVD]

ドリームキャッチャー [DVD]

スティーブン・キングの同名原作(未読です)の映画化作品。
幼ななじみ4人組の“現在”と、共通の友人“ダディッツ”にまつわる思い出が入り混じりながら進行するお話。ダディッツからそれぞれ不思議な「能力」を受け継いでいる現在の彼らが、山小屋であるトラブルに巻き込まれるところから物語が展開します。
この山小屋のシーンは、ちょっとジャック・ケッチャムの「オフシーズン」*1を思い出してしまう感じでかなり恐かったのですが、山小屋超えてからは一気でした。
wikipedia や感想を見てみると前半と後半にはっきり分かれる映画、ってされているみたいだけど、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」ほどではなかった気がする(「フロム・ダスク・ティル・ドーン」も好きです)。自分は最後まで友情ものとして見てたしラストシーンも気に入りました。
全編通して、「あーあー」って思いながら見ているフラグが入れ替わり立ち代り現れつつ、ぐいぐい展開するのが見ていて楽しかったです。特に良かったのはスノーモービルに乗った“ジョンジー”の笑顔。あれ? って思わせるのがうまいなと思った。
ただ、個人的には「記憶倉庫」の描写が気に入ったので、もうちょっと彼らの能力がどういうものなのか見たかった気もします。特にジョンジーとビーヴァーの能力がはっきりわからなかった。

ところで、この作品はキング自身の作品が元ネタだったりもする箇所がたくさんあり、物語の中心になる幼なじみ4人組と1人は、「スタンド・バイ・ミー」の4人とイメージがかぶる。特にテディとビーヴァー。彼らは原作でも眼鏡なんだろうか。それとも「スタンド・バイ・ミー」にあわせて眼鏡にしたのかな。とかわりとどうでもいいことも気になりました。子どもの頃、コリー・フェルドマン好きだったんだ。

 テレビが薄いとか日記

帰宅直後の室温はたいてい35度くらいで、体温よりは少しに低いのに暑いと感じるのはなんでだろう、などと考えながら換気扇をまわし窓をあけ麦茶を一気飲みするのが近頃の習慣になっている。ばて気味なのか、近頃晩ご飯は野菜とお米ばっかりだ。オクラをお湯からあげて、まな板の上に置いたときの、きゅうきゅうという音が好き。塩もみした野菜のしなっとしたところも、茹でた豆のつやつやも。そうしてお腹いっぱいになったところでやっと、ちょっとだけお肉食べたいなと思ったりする。

ところで先日、ようやく薄いテレビを買いました。買うまでは、なんとなく乗り気じゃなかったのだけど、いざ買ってみると楽しみになって、届く日には自然と早起きして掃除をしてお迎えする準備をしてしまった。
何より嬉しいのはブラウン管テレビの10分の1くらいの薄さになったおかげで、ちょっとだけ部屋が広くなったこと。本棚に入りきらなかった積み本がとりあえず納まったので、この状態をキープしたい(と思ってる)。
テレビの設置が終わった後、せっかくだし嬉しいしDVDを借りに行きました。画質とかはよくわからないけど、やっぱり薄いのが嬉しいなーって思いながら映画を見た。
でも眠る前、なかなかスイッチが切れないと思ったら前のTVのリモコンを押していて、ちょっとだけブラウン管が恋しくなったりもしました。いつかブラウン管テレビも、カセットテープとか、ベータビデオみたいに、なかなか見かけないものになっていくんだろうか。

写真は、最近咲くのを楽しみに見ていた近所の蓮の花。でも、蕾が膨らんだのを見た翌朝にはもう散ってしまっていた。まだいくつか蕾がついていたので、次は開いたところが見れるといいな。