六月の青柿をミキサーにかけて、自家製柿渋を作った

柿の枝を切ったら、親指のアタマくらいの小さい柿の実が付いていて、「これ、もったいないなあ」と思ってしまったのでありまして、それで、これで、柿渋を取ってみようと思ったのが6月の上旬。

実を取って、ヘタも取っ……いや、取ろうと思ったんですが、やってみると面倒くさいのでヘタはそのままで。
どんぶり一杯程の青柿を、洗って、ミキサーにかけて、1.5リットルのペットボトルに詰めて、水を注いで寝かせること2週間。
出来上がったのは市販品とは違ってうっすら緑色、ほぼ透明の液体。市販品とは違う色がなんとも不安でありますが。

この柿渋に一晩浸します。柿渋は日光に当てることで発色するので、まったく色が出なくてもあせらない。
なお、素手で作業をしたら手が若干カサカサいたしました。手袋を付けるべきだったようで……

日光に2〜3日さらし、出来上がったのが写真下の袋。

もともとは上の袋の色でありました。比べると一応、染まっております。
品種的に渋柿ではない柿でこれだけ色がでれば……満足すべきなんでありましょうか?

実用性は,どうだかわかりませんが。

ところで、柿渋といえば長期間寝かせて熟成させるようなイメージがございましたが、ものの本を読むと、寝かせるのは2〜3日くらいという話が出ておりまして、取って砕いてすぐに使っちゃうというやり方もするようであります。

通常、柿渋は寝かせれば臭くもなるので、自家製の場合は寝かせずすぐに使ってしまうのが良いのかもしれません。

今回、たまたま梅雨時の柿を使っておりますが、本来、柿渋を取るには夏の柿を使うようであります。

とにかく安く、美味しくコーヒーをいれる方法…について考える(1)

コーヒーをとにかく安く……というのをあまりにも求めてしまうと、色々微妙な気分になるのではありますが。
ありあわせの道具、買い足すのはたとえ使わなくなってもダメージが無い程度に安い道具を使って、しかし味には一切妥協しない方法を考えてみることにいたします。

なお、個人的には焙煎からドリップまでは、味噌汁を作る程度の手間なんじゃないかと思っております。

さて、安く上げるためには生豆を使うのが最善手。
コーヒー豆の自家焙煎、やったことがなければハードルが高いと考えてしまいがちですが、実は、かなりいい加減にやっても意外とサマになる。

おそらく一番難しいのは、生豆を売ってくれるお店をご近所で見つけることでございましょう。しかし見つからなければ通販がある。
本エントリでは生豆の価格を1kgあたり1500円以下、送料を足して2000円以下と想定しております。

なお、生豆は長期保存性が良く、カビや虫に気をつければ数年単位で消費するペースでも構わないので、まとめ買いをするのもよろしいんじゃないでしょうか。

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10分で作れるイタリアンカレー(落合シェフのレシピで)

 これは先月の放送で紹介されたレシピなんですが、なにしろてっとり早くて美味い。この1か月で5回くらい作っているお気に入りのカレーでありますよ。

はやづくりできる理由は2点。

  1. 面倒なことはしない。たとえば「玉ねぎを飴色に炒める」なんてことは、やらない。
  2. 煮込まない。カレー粉を入れてよく混ぜたらすぐに火を止めてしまう。

そんなんでいいのか?
いいのでありまして、やらなくても美味くなる別の方法を使う。あるいはやらない理由があるのでございます。

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コーヒー豆の自家焙煎、105円のアルミ鍋で5分

 タイトルそのままの内容でありますが、もしいただきものなどでコーヒーの生豆を手に入れる機会があったら、わりと手軽に焙煎できるこんな方法もありますよ、ということで……

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「Yahoo!ショッピングが自信をもってオススメします!」として紹介されている「T.J GrosNet」が

2008年04月04日 17時07分00秒
Yahoo!ショッピング趣味部門ベストストア1位の「T.J GrosNet」が倒産か?

読者から多数行われたタレコミによると、Yahoo!ショッピング趣味部門で2008年上半期ベストストア1位になりYahoo!からも「Yahoo!ショッピングが自信をもってオススメします!」として紹介されている「T.J GrosNet」が4月1日未明から全商品が購入不可能となっており、既に購入して代金を振り込んだ人などがメール及び電話などで連絡を取ろうと試みたものの、まったくの音信不通状態。Yahoo!や楽天側も連絡を取ろうとしたようですがどうにも反応が無く、お手上げ状態。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080404_tjgrosnet/

 ……まあ、さすがに自信を持ってオススメしたyahooが、お客に損をかけるような対応はできなかろうとは思うのではありますが。

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臭くならない、ゴミの容積も減らせる生ゴミ用ゴミバケツの作り方

 市販のポリバケツを小改造して、生ゴミを入れておいても腐敗臭が出ないバケツにするという方法であります。かさも減らせますんで、有料ごみ袋の地域にお住まいの方にもよろしいんじゃないかと思うのであります。
 ただ、この方法はバケツの底に穴を開けてしまいますンで、もしも「失敗した!」という場合には、取り返し、つきません。以下はそこを念頭に入れてご覧いただければと思うのであります。

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コーヒー豆の焙煎はお鍋でもできる

アルミ鍋を小改造してコーヒー焙煎器を作る方法、はてなハイクで描いてみたのでありますが、
http://h.hatena.ne.jp/idiot-i/9236558325287486060
こんなンで伝わりますでしょうか?しかし、マウスで字を書くのはシンドイですなあ。

ちなみにこれ、ラジオ――NHKのインタビュー番組だったと思いますが――で発明家の方がさらっと紹介されていたやり方。底の凸凹はモーグルのようなモンで、コーヒー豆を動かして、ムラ無く熱を加えるために付けるのでございますナ。
 
 しかし私が使っているのは、無加工の、前々回のエントリでコーヒーを入れるのにも使った小鍋だったりするのであります。要するに、実は特別な道具が無くっても大丈夫。

 さて、コーヒーの生豆を手に入れた場合。
 まずはこの生豆をザルにあけましょう。そしてウチワであおいでゴミを飛ばしてやります。
 手に入れたのがどんなにグレードの高い豆だとしても、ゴミ・異物は入っているのであります。少なくとも必ず麻袋の麻の繊維は入っておりまして、コーヒー豆を焙煎したときに、異常にケムくなったり臭くなったりする原因がこれであります。コーヒー、生豆だけを煎るなら、換気扇で排気できない程の煙は出ないと思いますよ。

 生豆の状態だと、カビて欠けていたり、虫が食っていたりする豆が見つけやすいと思いますが、これも弾きます。特にカビ豆は使わないこと。                           
 手元の道具でテキトーにやるというのが私のコンセプトですので、正式なお作法は、ちゃんとした方に習っていただければ……と言い訳させていただきつつ、では!