IDR語らいサロン

2010-11-12

流通科学大学に行きました

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1年ぶりに流通科学大学を訪問。

ダイエー中内功氏が創立した大学、ダイエーが起こした事業の中では成功しています。理事長は中内潤氏。

流通科学大学では学長の石井淳蔵先生にお目にかかりました。こちらは10年ぶりです。

先生曰く、

百貨店GMSは中進国時代のモデル、成熟化した日本社会では役割を発揮できなくなってきている。百貨店は何でも入っている幕の内弁当のような品揃えをしていた。しかし、今日の消費者需要は、さらに幅広く、奥深くなっている。小さな幕の内弁当を見せても、消費者は満足しなくなった」

「日本の小売業が中国に進出しても、欧米の小売業にかなわないのは、日本では卸機能が充実している中で営業をしているため。欧米の小売業は調達機能も含めて進出を図っている。日本の小売業は卸とともに進出した方がいい」

大学にいると、世間に疎くなると謙遜しながらも、さすがの表現力と洞察力です。

*****玉生 弘昌*****

2010-11-04

第5回「仲間たいこばん」〜秋の遊食会〜

10月30日(土)に毎年恒例の「仲間たいこばん」〜秋の遊食会〜に参加いたしました。今年で5回目を数えます。この会は、当協会の会員の太子食品工業(青森・豆腐)、マルハチ(山形・漬物)、朝日酒造(新潟日本酒)、木徳神糧東京・お米)、中田食品(和歌山・梅干)の5社で構成する「銘品流通研究会」の主催です。日頃は定期的に食品流通の課題や展望について勉強・交流を行う研究会を行っていますが、5社で「仲間たいこばん」として、ホビークッキングフェアへの出典や、今回の遊食会を開催しております。

当日は、台風14号が関東に直撃するかもしれないという状況の中でありましたが、お声をおかけした方々50名(2名が交通機関の関係で欠席)が集まり、楽しく・美味しい時間を過ごしました。

朝日酒造が直営する「日本橋越州」を借りきり、各社の自慢の食材を越州板前さんが調理していただいたお食事に舌鼓を打ちました。

お品書きの一部をご紹介しましょう。

前菜(こんにゃく田楽焼き/太子食品、赤かぶ寿司/マルハチ、生ゆば山形だし/太子食品・マルハチ・木徳神糧、玉子焼/木徳グループ、車麩梅チーズ/朝日酒造・中田食品、吟醸酒粕ウインナー/朝日酒造)などなど・・・。もちろん、銘酒「久保田」も飲み放題。「得月・禄の越州久保田万寿」のセットをワンコイン(500円)で飲める破格の企画もあり盛り上がりました。

我々のパワーに恐れをなしたのか、会の修了の頃には台風もそれて行ったようです。

5社の皆様、スタッフの皆さん、そして越州の調理をしてくださった皆様、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

専務理事 橋本 佳往

2010-10-28

古き皮袋に新しい酒

 「13人の刺客」という娯楽映画を見た。久しぶりの快感の作品だった。徳川末期の話である。藩主の暴虐を隠密裏に解決しようという暗殺劇。参勤交代の道中、一本釣りの13人が明石藩300人を襲うストーリィである。監督三池崇史役所広司稲垣吾郎松方弘樹、多彩なキャスト。30分に及ぶ凄まじい殺陣シーンは腹に響いた。大昔にみた「7人の侍」や「荒野の7人」の感動を思いだした。この「13人の刺客」は1963年に一度映画化されている。復刻版でもある。しかし、優れた映像技術としっかりしたシナリオと役者パワーが海外にも通用する作品に実っている。

 映画に限らずどの分野でも新しい成果が生まれているが、昔の名作を今流に焼き直して斬新さと創るというやり方は珍しいことではない。しかし、昔の名作を消化して、今の技術や解釈や役者の違いを盛り込むことにより全く違う作品に仕上がる姿を見せてもらった。

 このやり方は商店街や小売業態の活性化にも通用する。どの街にも歴史や文化があり伝統がある。この価値を懐古型ではなく発信型で今にぶっつけていく姿勢が感動を呼ぶ。悪い話ばかり目につく今日この頃であるがいい面もたくさんある。思いつきの新製品開発もいいが、歴史や文化から学んで驚嘆の成果が生まれることも多い。IDRが取り組んでいるホビークッキングフェアで、グリコ乳業は「30年のロングセラー商品“プッチンプリン”の10倍版を手づくりでどうぞ、という提案をした。大人気だった。古き皮袋に新しい酒、という言葉を思いだした。

◇◆◇◆◇◆三浦 功

2010-10-22

いしかわ農業人材機構の研修に行ってきました

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10/19〜21の3日間、石川県金沢市に会長と2人で出張に行ってきました。

昨年度に引き続いて、財団法人いしかわ農業人材機構の研修の講師です。

会長は「農産物流通戦略」、橋本が「農業付加価値創造」というテーマで講演しました。研修は初日は農家の後継者対象の経営革新コース(10名)、2日目は農業実践コース(30名)3日目が新規営農者を中心とする初級・中級コース(120名)でした。それぞれレベルも目的も違った皆さんでしたが、熱心に話しを聞いていただきました。

石川県では昨年、財団法人いしかわ農業人材機構を設立し、農産物を作る指導だけでなく、販売やマーケティングの研修も熱心に取り組んでいます。全国的にみてもこれだけ体系的に農業人材育成に取り組んでいる行政は珍しいと思います。

石川県出身の私としても今後も色々なお手伝いをしたという想いを新たにした3日間でした。

専務理事 橋本 佳往

2010-10-21

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富山県高岡市国宝瑞龍寺に行って来ました。大変綺麗に整備された素晴らしいお寺です。近くに日本で三番目の大仏があります。f:id:idrblog:20101010112900j:image


高岡市は人口18万人。銅器日本一ですが、大方の地方都市て同じで、街は寂びれています。

駅前の交差点の下が地下街になっていますが完全にシャッター通りとなっています。地下のシャッター通りは不気味です。(東京近郊では小田原駅の地下街がシャッター通りとなってしまっています)

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駅隣接の飲み屋街はまったくの廃墟。

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しかし、そんな高岡新幹線の駅ができます。駅前にインデックのデータセンターが建ちました。高岡初の免震ビル。これで在来線の駅はますます寂びれてしまうのでしょうね。

ローカル線の駅を観察していると、乗り降りしているのは、いかにも免許証を持っていないようなお年寄りと学生だけです。やはり、完全に車社会になったと言うことなのでしょう。ある程度の地方都市は、幹線道路沿いにスーパーやホームセンターが立ち並んでいますが、高岡にはそれもありません。

商店が荒廃すると、ますます買い物難民が増えてしまいます。

*****玉生 弘昌*****