Nine Inch Nailsの新作4分の1聞いた

RadioheadIn Rainbowsに続いて、Nine Inch Nailsもネットを通じて新作を発表。
前々から、興味があるところを示してしただけにやっぱりねーという感じ。
http://ghosts.nin.com/よりダウンロード出切ます。
4パート全36曲で構成されていて、その1パート目の9曲はフリーでダウンロード可能。


フリーでダウンロードするだけなら、Radioheadのダウンロードの時よりも100倍は楽。
メールアドレスを入力すると、ダウンロードリンクが送信されるのでアクセスするだけ。
らっくちーん。


300ドルで販売されているウルトラ・デラックス・エディションはすでに完売。
2500セットみたいですね。このセットだけで売り上げ750000ドル。半端ねー。
デラックス・エディションでも下の写真の通り相当豪華。

曲の感じと音楽産業

で、内容はとりあえずご飯食べながら一回聞いただけなのでよくわからんところ多いですが、
ミニマルな感じのインストが多いかなー。
ノイジーなシンセが入った曲もあるし、ピアノな曲もあるしですね。
ジャスティスっぽいシンセな気がしますが、ジャスティスとか聞くのかな?)
これはインタビューとかで文脈が分からないとまだまだ全貌を掴むのは難しそう。
次号のロッキンオンとかスヌーザーとかに載るかな?
ヒントになるのは一曲ずつ違うジャケット写真かなー。
ipodだと再生中にCDのジャケットがでるじゃん。それが一曲ずつ違うんだよねー。)


さて、結局問題になるのはインターネットと音楽産業との絡み方。
プロモーションとしてmyspaceが機能し、ダウンロード販売のポータルとしてのitunesがある中で
バンドが特別サイトで音源をダウンロード販売していくことがどのような意味を持つのか。
Radioheadは価格を自由に決められるという手法で賛否両論に。
アーティストサイドからは非難轟々。「トップのバンドだから出来るんだ」ってね。
購入側はすげー満足ですが。


ipod時代になりたくさんのアーティストがツアーでCDの販売売り上げよりも利益を上げているのが現状。
それだったら、もっとたくさんの人に自分の音源を聞いてもらうほうがいいと考えるのは
当たり前っちゃ、当たり前。


今回はフルダウンロードで5ドル。
ビットレートは320kbps。音質的には問題なし。
価格が決まっていれば問題ないのか?
まだまだ音楽産業とインターネットの実験は続く。
フジロック来ないかなー、ナインインチネイルズ。