ジョグ。映画『Westler』DVD。ベルリンの壁を股いだゲイラブストーリー、東の純朴くんが唇厚めで愛くるしい、こっそり撮影されたらしい1980年代東ベルリンの街頭やら電車やらの映像には別意味で欲情w。政治体制に阻まれて的なニュアンスは敢えてかあんまり強調されず、でこれはこれで好感。ドラァグクィーンがある意味主人公にとってのキーとなるぶっちゃけありがちな展開も、まあね。
午後、いわば特殊モデル専門エージェントへ登録に。駅下車後の場所を完全に方向勘違いしてて少々焦る&割と汗る。契約書の不安部分を確かめて署名、ぴちぴちのタンクトップを着せられ撮影。ふぅ。道すがらの図書館＠パンコウ駅前に入ってみる。ユダヤ教教区のため建てられたネオバロック建築内にあって、天井高い廊下や閲覧室も独特の佇まい、空いてるしw。
『Rex Berlin』＠The Ballery。先週のフェティッシュイベントFolsam Europe絡みでもある、USAのホモどエロどフェチ・イラストレーターRexの作品展示。先皮付きお汁付きで想像力隆々に描かれる根器と持ち主達図画をしげしげ。LGBT書店Eisenherzでのんびり立ち読み。ノレンドルフ駅前オバア切り盛りする店のケバブは良心価格2.5ユーロ、これまた久しぶりにのんびり外席食い。アメリカ記念図書館。
ジェローム・ベル『ジェローム・ベルJérôme Bel』＠HAU2。全裸4人が、そのうちの肉塊女性もつエジソン発明の電球明かり1つで静謐に粛々するパフォーマンス。壁のチョーク書き単語、裸体に書きつける文字や線、放尿、半永久反復口ずさみバッハ、そのヨハン・セバスチャン・バッハを消して残った〈アバの[、]「ダンシング・クイーン」ってオチ[のようなもの？]だけはまぁ笑えたわ〉。例によってな徹底さは流石だし好きだけど、今夜そのものはあんまり楽しめず、劇場空間との相性か、アート・ウィーク関連企画としての観客席ワクテカを超勝手に感じ取ったからか。
