カメラワークが無駄に劇的な地味な佳品。
デフォーのための作品だけど、『フロリダ・プロジェクト』の彼のほうがはるかに良かった。
ゴッホは37歳で天国へ行ったのか...老人のイメージしかなかったが。
そうそう、彼は牧師であった父親と同じ聖職者を目指していたのだった。
この映画で彼から聞くイエス的蘊蓄はなかなか面白い。
マイケルやホイットニーのように、帰る場所が神のもとしかなかった天才の孤独が悲痛。
本作は「自殺じゃなかった説」を採用していて、結構たまげた。
カーク・ダグラスのゴッホ、1956年。
トレーラー。