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待望の穂村弘の新刊エッセイ『蚊がいる』を買った!
横尾忠則氏によるこの装丁はどこの本屋で目撃しても強烈な個性を放っているね。
「蚊がいる」はもう何年も前にL25で連載されていたエッセイで、
連載中すべての回を網羅できていたわけではなかっただけに、
書籍化されないのかどうか気になっていた。
本になってくれてうれしい。
(うろ覚えだけど、創作の上では何人殺しても罪は問われないのか、
というようなことが書かれていたのがいちばん印象に残っている)
本になった『蚊がいる』には、
読売新聞、週刊文春、GINGER L.の連載も収録されている。
てっきりL25のエッセイしか読めないものだと思っていたからすごくうれしい!
おまけに巻末にはピースの又吉さんとの対談まで収録されていたから小躍り小躍り。
その又吉さんとの対談から読みました。
以後、適当に開いたページのエッセイをランダムに読むという、
ファンにあるまじきだらしない読み方をしています。
サイン会があるという噂を嗅ぎつけて、
発売日二日目の夜に焦って買いに走りましたが、
整理番号はまだ11番と若く拍子抜け。
こういうとき、つくづく自分は田舎者だなあなんて思います。
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だいぶ過ごしやすくなってきたなあと思う。
先月よくしていたような格好(半袖のブラウス+半袖のカーディガン)で家を出たら、少し肌寒く感じたくらい。
でも、駅まで歩いて電車に乗ったら暑くて、少しだけ汗ばんだ。
お昼に入ったサブウェイは冷房が効いていて寒くなり(だからホットコーヒーが余計においしくもあり)、
オフィスでキャビネ―デスク間の往復を何回もしてたらじんわりと暑くなった。
空の色、雲のかたち、風の質感、ベランダから聞こえてくる虫の声、けっこう変わってきているなあ。
季節の移ろいに目を向け、耳を傾ける余裕がつい最近までなかった。
九月ももう上旬が終わってしまうところだ。
いつもだったら月曜日の夜はこんな時間(23時半すぎ)まで起きていなくて、
食後のコーヒーを飲むや否や寝てしまうのが常なのに、今日は不思議と元気です。
昨日塗ったばかりのネイルが手も足もこぞって剥げやがりましたので塗りなおし、
欲しいワンピースの載ってるサイトを見てたらどうにもテンションがあがってきてしまい、
そうこうしているうちにこんな時間!
嗚呼、この、欲しい服を買おうかどうしようか迷っているときのドキドキ感よ!
しかし、あまりお財布には優しくないお値段なので迷い中。
いや、でも、買えない値段ではないから買ってしまいそうだなあ。うおー
そのワンピースは、色味は落ち着いてるけど、モチーフというか刺繍が少し甘めなので、
東京にオリンピックがやってくる頃には着られなくなってるデザインだなあと思う。
しかし、今しか着られないようなものだからこそ余計に惹かれます。
長く着られるような洋服もすてきだけど、今しかできないような格好をもう少ししたいのです。
(まだ恋って認めたわけじゃないけれど、
なんとなく気になっている人のことを友達に相談した途端好きに変わっちゃう!
みたいな方式で、ワンピースのことをここに書いた途端、
購買意欲がガンガン上がってきてしまいました。オーマイ!)
ところで、今朝の猫さんは、
隣の部屋のベランダで懸命に蚤とり(多分ね)をしてらっしゃいました。
ほんとうは今日だって寝不足なはずなのだ。寝よ。
週末に観た映画
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二作の共通点は、エレベーターのシーンの緊張感!