落第坊主の履歴書(670)

  平成14年の時点では人吉市の峰の露酒造の社員と取引先のメンバーだけで行なう
”せんげつ村まつり”と言う一年に一回の愛用者向けのお礼を込めた祭りに初回から
かれこれ17年近く参加し、熊本市内の三軒町通り商店街のお祭りにも15年以上の
お付き合いで、いわゆる町おこしの一環として協力したきた。それぞれそれなりに
効果を上げており、ラジオの縁も加わって楽しくやってきた。
  これがきっかけで地元、山鹿市の酒造メーカー”千代の園”が同じように春先
”新酒祭り”と言う名前で愛用者向けの感謝祭りをするようになり、私も地元
と言うことで参加させてもらっていた。しかし私の司会、進行はかなりきつい
表現もするので、千代の園酒造には嫌われ長続きはしなかった。


 その他、この年は保育園の先生たちとの会合、鹿本農業高校のPTAの集い、
九州学院のPTAの集いなどに招待され、ちょっとした講演を含めていろいろ
交流が出来て仕事ので上プラスになった。地元山鹿市ではあまり声がかからなかったが
”山鹿産業祭り”だけはどうやら声がかかり農家の方たちとの交流の場として
利用させてもらった。地元との交流としては多くの人との交流をすべきと思い
思いきってロータリクラブに加入し地元経済人との交流を深めて行くことにした。


 私の趣味もかねた海外取材旅行はこの年は韓国・ソウルとシンガポールへ
久しぶりに出掛けた。この二つの都市はまだまだかなり変化しており、目が離せない
存在だと思う。とかく日本の場合欧米の方にばかり目が行き、アジアに関心が
薄いが、これはいけないことだと思っている。そこで私は時間とお金が許す限り
アジアには出掛けてゆくつもりだ。                

あんなこと こんなこと(120)

 昨日の夜うれしい電話をもらった。なんと三軒町商店街のかつての祭りの
責任者の村田さんから「村長さん、去年から祭りが復活しました」と言うではないか!
前にも書いたが、ここのまつりとはラジオ村の番組が始まった時からの付き合いで、
同じ熊本市内の隣りの商店街”子飼い商店街”の負けているので、なんとかお客さんに
親しんでもらうために商店街の有志が集まって、周りの一戸建て団地の住民と交流を
深めようと、近くの小さい公園で自分たちの力で祭りを開催して頑張っていたメンバー
なのだ。14〜5年の月日が流れ、年も取り体力的にくたびれたので、と言うことで
3〜4年前に中止したのだが、なんと周りの団地の住民から続けてほしいと要望が
強く、彼らも悩んではいたのだが、確かにくたびれていたのは事実だ。でも中止
したのはもったいないなと思っていたのだが、「若い人が立ち上がってくれました」
と言うではないか!「メンバーはかなり入れ替わりましたが私も手伝っています。」
とのこと、うれしいではないか!もちろん私も時間を作って参加するよ、と答えた。
8月22日の夜、全くの素人の手によるこじんまりとしたお祭りだ。しかし熱気の
ある祭りにはかわりない。興味のある方覗きにきてみては!