とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

銚子で寿司を堪能

以前仕事をしていたメイン州で仲良くしていた友人家族が”美味しい寿司屋さんが銚子にあるから行こう。”と誘ってくれた。なんと7人乗りの車をレンタルしてかあちゃん家まで迎えにきてくれた。久々に会ったので車の中で会話が盛り上がりつつ銚子までドライブ。
さすがに美味しいものをよく知っている友人家族がおすすめのお寿司屋さんだった。お寿司屋さんの大将がとてもこだわりのある方で、地元の素材、地元以外の旬の素材の中から自分が食べて美味しいと思えるものだけをそろえているとおっしゃっている。それでいてとても気さくな方で息子達も含めてカウンターで楽しいときをすごさせていただいた。それほど色々なネタを食べたことが無い息子達も美味しい美味しいと言って新しい素材に挑戦していたのは、それだけ美味しかったということだろう。
親切に写真を撮るために使う素材を出してきたりもしてくれた。
これはお寿司ではないが、夏の銚子と言えば岩牡蠣。もう15年以上前に食べて以来食べていなかった。ここのは素潜りでとってきた深いところに生息している牡蠣だけを仕入れているらしい。いやはやこれは絶品だった。

大将曰くボタンエビは銚子が南限らしい。地元産のボタンエビ。これのうまさと言ったらもう。刺身と握りと別々に堪能。違った美味しさが感じられるから不思議。

車エビも甘みがあって最高に美味しかった。これは刺身とボイルで食べ比べ。とにかく甘みがある。


握りの前にいただいた刺身盛り合わせの中身も濃かった。中トロ、ホタテ、ヒラメそして前述のボタンエビ。ホタテはひもの部分も出してくれたのだが、ひもの部分を食べたの本当に久しぶりだった。

つまみには鯖の漬けやしめサンマのタタキ。しめサンマは旬のものを冷凍しておいたものを出してきてくれた。脂がのっていて絶品だった。もちろんとても新鮮な鯖の漬けも絶品。
その他食べた握りは思い出せるもので、鯵、しめさば、中トロ、とり貝、赤貝、エンガワ、ウニ、穴子、づけ、イカ、タコ。穴子は銚子ものより東京湾ものが美味しいと言って東京湾ものを使っているらしい。ふっくらしていて絶品だった。かあちゃんもほぼ同じラインアップを堪能していた。
最後の〆にネギトロ巻き(本当にトロを目の前でたたいていた)と伊達巻きをみそ汁と一緒に。伊達巻きは自家製でプリンみたい。上の息子も絶賛していた。

みそ汁は自家製の味噌にエビの頭だけが出汁。なんて旨味の濃いみそ汁。
そして使われていたワサビは大将がその都度すりおろしていたこれ。刺身盛りの時など残っていたワサビをそのまま口に運んで味わってしまった。もう最高。

帰りの道中も興奮冷めやらぬ楽しい時間をすごさせていただいた。大将ありがとう。
そして私達の帰国のためにここまでしてくれた友人家族に心から感謝したい。