親子来島二日目の夜
ここまで来たら、当然夜の動物も探さねばなりません。


学生のころはそれこそ西表島まで一緒に行って夜の動物を探した仲
ヤマネコ見て喜んだりしたな〜
10年しても変わりませんね…



この日に合わせて奄美に来てくれた研究室仲間も合流して、出発!
一応イシカワガエルを見たい!というミッション(クロウサギは見たいのは当然として)


アマミヤマシギが早々にお出迎え
割とじっとしていてくれたので、子もじっくり観察ができたようでした。
のちに書いたスケッチを見せてもらいましたが、子供って本当によく観察しているものです



イシカワガエルも登場!
沢にいると隠れちゃうし近くで見えるかな…と心配していましたが、側溝にいてくれました
そのあとも別個体も近くで見えました!



こんな具合


よくイシカワが隠れている隙間を見たら、ガラスヒバァ
この後もう一匹ヒバァは見えました。



沢の方ではイシカワのコールが盛ん
いるのは見えるけど、さすがに入れない場所、相手もよくわかっています
(写真は明るくトリミングしてあります)
あああ…!いいなあ!


クロウサギは一頭出たのですが、すでにお子は眠気が来はじめ、
いるよ!いるいる!と言ったものの結局見えず…残念でした。
一応ほかのみなさんが見えてほっとしました
この日はこの一頭のみ。
夜はちょっと風が強くて、出が悪かったのかな。


シロハラがわかりやすいところに寝ていたり、ヒメハブが二匹横断中であったり
割とほかも充実しておりました。
しかし…実は帰りルートを少々間違え、焦る私…



そんなところで、路上に何かいる??ん?ヘビ??
…!!

個人的に一番の大ヒットでした
アマミタカチホヘビ
実は初めて見ることができました!!
これでやっと奄美のヘビコンプリートとなりました!!
やたーーーっ!
子供以上に一番はしゃぎました。



光の加減で虹色に見えるからだ、本当にきれいです。


そしてとてもおとなしい
今回は特別?で触ったりもしました
とてもおとなしいしおっとりした逃げ方なので、子供でも怖くない
結構あっさり触ってました(さすがにヒバァやヒメハブは手を出そうともしませんでしたけど)
ヘビを触るという経験もきっとそうそうないだろうし、さらっとして結構気持ちいい
思い出として残ってくれればいいな




とか言っているうちに擬態?らしきことをしはじめました
枝に体の一部をまいて、首を伸ばして微動だにしなくなる…
触っても全く動かず、反応せず
これしかもしかしたら防御のすべがないのかな…


ひとしきり写真を撮ったら退散
というかめちゃくちゃ時間取りました…



そしてさらにあわてて帰る
なんとか道がわかってきたところでハブまで登場!
しかし、すでに大幅に予定時刻を過ぎていたのでハブはちらっと見ただけで通過
今年初ハブでした。



なんとか帰路に着いた頃は予定よりかなりすぎてしまっていました
子もねむねむ(いやもう寝てたけど)
すみませんでした…


ヘビ類も充実して、イシカワも見えて(ほかにアマミアオガエル、アマミハナサキガエルも見えました)
ウサギも出て
まあまあな夜を過ごせて、ミッションもなんとかクリアかな?


丸一日朝から夜中まで満喫の一日でした。