「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」見たよ


宇宙から来た謎の生き物キュゥべえの力によって、どんな願いでも一つだけかなえる代わりに魔法少女となった鹿目まどかは、魔女と戦うほかの魔法少女たちの悲しい姿を見て、魔女が存在しない世界を願った。彼女の願いはかない世界は改変されたが、魔女の代わりに魔獣がはびこるようになり、魔法少女暁美ほむらは戦闘の継続を胸に決める。その後、月日は流れ魔法少女美樹さやか巴マミ佐倉杏子、ほむらは、ナイトメアと呼ばれる怪物退治に精を出していた。あるときほむらは、戦いをこなしていくうちに疑問を感じるようになる。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id346263/


MOVIX宇都宮で観てきました。

昨年劇場で観た「始まりの物語」と「永遠の物語」がたいへんおもしろくてこの続編も楽しみにしていました。

ところがマラソン遠征やら仕事やらが立て込んでワタワタしているうちに時間は経ち、いつの間にか公開から2か月近く経ってしまいました。この作品はかなり人気があるようで近くの映画館でも長期間にわたって上映してくれていたのですが、さすがに上映開始から2か月も経つと上映回数も1日1回となっていてそろそろ観ないと終わっちゃいそうだったので駆け込みで観てきました。


さて本題。

わたしはこの「まどマギ」については前2作できっちりと完結していたと思っていたので、続編と言われても正直ピンときませんでした。
もし続編があるのだとすればベースとなる登場人物を活かしてパラレルワールドを描くのかななんて思っていたのですが、この作品を観終えたいまとなってはこの作品抜きではこのシリーズを考えることはできないくらいに過去の作品からの流れをくみつつ、きっちりと総括してみせたすばらしい作品でした。

とてもおもしろかったです。


冒頭、前2作を前日譚とした物語とは思えない展開にかなり拍子抜けしてしまったしやはりパラレルワールドのお話?なんて思ってみていたのですが、ほむらちゃんが中心になって変わり始める中盤以降の怒涛の展開には心底度肝を抜かれました。



どんでん返しの連続に観ている最中は頭も気持ちもなかなかついていけなかったのですが、観たあとで全体を俯瞰しながらひとつひとつ飲み込んでいくうちに「これはいい作品だな」という気持ちになりました。そして、できればもう一度過去2作を見直したうえでこの作品を観たいなと思いました。


あと個人的にすごくうれしかったのはマミさんの登場シーンが多かったこと。



わたしは劇場版しか観ていないのでマミさんの活躍はほんとうにちょっとしか観ていません。
前作では出てきてちょっとしたらすぐ昇天しちゃいましたしね...。


ところが今作では最初から最後まで出ていたし、途中ではほむらちゃんとの壮絶なバトルも描かれていてマミさんのファンとしてはとても充実した2時間を過ごすことができました。「マミさんって油断しなかったらすごい強いじゃん!」というよろこびとおどろき、そんなワクワクする気持ち、わきあがってきた興奮はわたしの中に相当の熱量を残してくれました。

あのシークエンスをもう一度観たい、超観たいです!

全体的に映像もすごくおしゃれでステキだったし、暇を見つけてもう一度観に行きたいです。


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