今日は前回の続きということで、クラプトンが弾いていたクラシックギター(以降クラギ)について書いてみたいと思います。
とりあえずクラシックギターとはどんなものかという動画をどうぞ。
タルレガ作曲『アルハンブラ宮殿の想い出』、演奏、村治佳織、定番中の定番です。

特徴を説明するのに比較としてフォークギター(以降アコギ)の写真を貼っておきます。

まず実際に目にしてみて一番の違いはその大きさです。最近はアコギの中でも小さいボディタイプのモデルも人気があり出回っていますが、基本的にアコギとクラギではクラギのほうが小さいです。
次にネック、左手で握って押さえる部分ですね、の太さ、及びその表面の指板の幅です。
かなり特殊なアコギではない限り普通はアコギは細く、クラギは広いです。あとはヘッド(糸巻きですね)とブリッジ(ギターの下部で弦を留めるところ)の形状ですが、ここではブリッジの違いだけ写真で見ていただきます。
 
左がクラギのブリッジ、右がアコギのブリッジです。
クラギは弦を結んでいるのに対し、アコギはピンで留めるようになっています。
だいたい以上が形状の違いです。

次に大きな違いは張ってある弦ですね。