ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

あなたのことを思って

昨日も、オーストラリアの友人から温かいメール。「あなたのことを思っています」って多分、私を経由して、被災された人々、必死の救援活動に努めていらっしゃる国内外の人々、原発事故処理に労されている人々に向けて、祈りの言葉を送っているのだろうと解しました。
以前、私のツィッターにつなげてくださったのに、例によって私が応答しないものだから(参照:2010年12月21日付「ユーリの部屋」)、そのまま剥がれ落ちてしまった方の一人が、実は今回の被災者。沿岸部で牡蛎に関わっている方だとは知っていたため、(どうしていらっしゃるかしら)と気になって読ませていただいたところ、お母様を亡くされたようです。実に淡々とリアルで....。
昨晩、アンドレ・プレヴィン氏指揮の演奏会をテレビで見ました。プレヴィン氏も「今回のことは、言葉にならない」と深くおっしゃり、それがために、とても慰められました。
この場に及んで、音楽に一体何ができるのか、心ある音楽家達も悩まれているとも聞きます。もちろん、音楽のみですべてが解決するわけではありません。しかしそれは、どの仕事においても、考えようによっては同じことが言えるわけで、ただ虚しく空回りするような感触もあります。
無理に元気を出すというのではなく、ただ限りある一時を大切に過ごす心掛けだけを、と願っています。