はやぶさ2の相乗り小型衛星、候補3機すべて搭載可能に [Response]

2014年末に打ち上げが予定されている小惑星探査機はやぶさ2では、H-IIAロケット搭載能力の余剰を利用して、小型の宇宙探査機を同時に打ち上げる予定だ。2013年9月には相乗り候補として3機の探査機が審査を通過、最終的な搭載可否の判断と搭載可能機数の確認が行われていた。今回、H-IIAロケットの余剰能力の解析と小型副ペイロードの搭載によるはやぶさ2振動環境への影響などの詳細確認が行われ、候補の3機とも搭載可能であることが明らかになったという。

一番のネックは余剰能力だったわけですが、どうやら3機の候補が全て搭載可能になったようです。衛星側の重量でクリアしたのか、あるいはロケット側でクリアしたのか。コメント欄で頂いた情報によりますと、先月の相模原キャンパス特別公開にて「はやぶさ2」打ち上げにはロングコーストが適用されるという話があったそうです。
先日の25号機の報道公開でも26号機とおぼしき白い2段目が映り込んでいましたし、僕自身も数年前の特別公開でその可能性については耳にしていましたので、確度は高いかも知れません。