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赤松健インタビュー@『蘇るPC-8801伝説 永久保存版』

izumino2006-03-17

蘇るPC-8801伝説 永久保存版

 赤松健のインタビュー記事目当てで。今まで媒体に出ていなかった前歴も詳しく出ていて興味深かったです。13歳でベーマガに製品化されるレベルのプログラムを組んだとか、プログラマとしては本当に秀才クラスだったんじゃないかしら。小物好きのコレクターな面とか、セッティングマニア(最適化フェチというか)な面は、当時の原体験があって今に息づいている感じですね。

 インタビューの構成自体も、既存のインタビュー記事の中ではトップクラスに入るプロの仕事だと思います。これで、自分がいかにシロウト臭い(同人っぽい)インタビューしていたかが良く解りましたよ(とほほ)。*1


 ところで『パラディン』を「自らソフトハウスに売り込みに行った」とここでは説明されていて、でも「コンテストに応募して入選した」っていう説もあるので混乱します。これはPC-8801伝説の方が正しくて後者がデマ、ってことでいいんでしょうか……。新人デビューなんかで良くある、出来レース入選だったのかもしれませんけど。

*1:あと些細なことですが前言撤回(id:izumino:20060309)です、当日着てらした服はちゃんと別の服でしたごめんなさい(今写真で確認)

色々

高野文子るきさん(文庫版)

 読了。
 良かったです。自然体に生きることのできる「るきさん」と、作為で生きてしまう「えつこさん」。えつこさんはるきさんに憧れていて、精神的にかなり依存してそうなのだけど、永い付き合いがあるお陰で互いに距離を取って、甘えきらない程度の仲を維持している。でも本当は甘えたいんだろうなぁっていう微妙な関係を感じさせます。


 漫画的には、既に沢山の人が批評してるだろうから、特に突っ込んで読もうとはしませんでした(笑)。

スクールランブル 2006カレンダー

 これもAmazonから届きましたけど、画集としての価値はほぼ皆無。単行本の表紙なんかがカレンダーになってても、何の有り難みもありませんよ……。
 まぁバーゲン品を買っただけなので、期待はしてませんでしたが。

魔法先生ネギま! 2006カレンダー

 噂の日めくりカレンダー。こっちは、前評判も良かっただけあって凄い出来の良い品です。プロの仕事ですね。
 デザイナーの遊び心によるプラスアルファが豊富だし、CGの原画なんかも収録されてるので、画集としての価値も結構あるという。コレクターズアイテムであることには違いないですが、グッズには「おトク感」を詰めることが重要だってのを良く心得てるんじゃないかと思います。

余談

 アフィリエイトはゲーム感覚でやってますって以前書きましたけど、このカレンダーの紹介記事もそんな感じでして。
 カトゆーさんとゴルゴさんとかーずさんという三大ニュースサイトに補足されて、一万人近い閲覧者があったと思われる記事の最後にアフィリエイトを張っておいたんですが、リンクをクリックしてくれた方はその内300人未満、購入者はその内5人ですからね。
 「記事の最後まで目を通してくれた人の割合」がその程度だったということが、それでなんとなく掴めるわけです(ページエンドまで一気にスクロールしてオチだけ読んだ、っていう人も多そうですけど)。