巡音ルカ

ってボーカロイドが出ると聞いて、
クリプトンのHPを見たら、真っ先に
「ああ、VLシリーズなのね今回は」
という感想を持った私は機材マニアですかそうですか。
あの初音ミクとかのデザインは、
基本的にヤマハの歴代シンセのデザインが反映されていて、
初音ミク→DXシリーズ(80年代ポピュラーサウンドの代表格。デジタルシンセ時代を切り開いた名シリーズ)
鏡音リン・レン→EOSシリーズ(小室哲哉浅倉大介がプロデュースしたシンセのシリーズ。TMのライブとかでマスターキーボードになっていたりする)
と来て、
巡音ルカのモチーフになっている(と個人的に推測してるけど、それっぽい記述があるから当たってると思います)VL1は、
物理モデル音源といって、楽器の形状をシミュレートして、空気の流れ等を計算で再現することで発音するタイプのシンセで、
そりゃもう使いこなせばすばらしい音が出る(実際に聞いたことがあるけど、全然生楽器と区別つきません)のですが、
計算量が半端でないので、同時発音数が少なく、お値段も初期の頃は超弩級(VL1は47万円、プロ向けのVP1は270万円)だったりします。
まぁ、そんな感じでなんか今までとは毛色が違う系列できたのは、バイリンガルなのをアピールするとかそういう意図があるんでしょうかねぇ。
前述のDXもEOSもFM音源な機種(EOSは一部はFM音源非搭載だったはず)なので、個人的にはそのノリでSYシリーズとか良いと思うんですけどね。
まぁ真っ黒で絵にしにくいというのはあるのかもしれませんがね・・・