角膜血管新生について

平成24年 6月25日 月曜日



 「東北地方太平洋沖地震」により被害を受けられました皆さま。

  一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます



  ■角膜血管新生について


この疾患は比較的自覚症状がないのですが、私はこれが一番怖いです・・・・。
なぜかというと、「血管」が「新生」するからです。えっ?わかりにくいですか?
何もないところに血管ができるんですよ!!怖くないですかね・・・・。
角膜には血管がありません。ですから、酸素を補給するのは涙などを使います。
この涙などが十分に角膜に行き渡らないときに、酸素不足に角膜は陥ります。そしてそれを解消すべく、自ら血管を作り出すのです!
角膜の端から、中心にむかって血管がのびていくのです。
人間の体ってすごいですよね。私はこの疾患の仕組みを知ったときに、人体の不思議を感じましたね。(おおげさですか?)

ソフトコンタクトレンズ装用者に多く、それは角膜を覆う面積がハードコンタクトと比較して大きいからではないかと思われます。
そして今までと同じく、酸素を目が欠乏しやすい状態にもっていく。つまり、レンズの装用時間が異常に長かったり汚れがあったり。
原因は常に同じですね。

痛みも何もないためにわかりにくいですが、この状況にあるとコンタクトレンズ量販店でも売ってもらえないと思います。
治療としては、酸素不足が原因ですから、軽い場合はソフトコンタクトを酸素透過性のハードレンズに変えるだけで解消されます。
酸素が表面から補給できるようになるため、血管は自然に枯れていくのです。
重い場合でも、レンズの装用を中止すれば数週間〜数ヶ月で血管は枯れます。
しかし重い場合にコンタクトレンズを酸素透過性のハードに交換したとすれば、治癒には長い期間がかかります。
できるだけメガネで過ごしたほうがいいですね。

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