『交響詩篇エウレカセブン』の第29話「キープ・オン・ムービン」を視聴する。
 久々登場のドミニクが、レントン祖父・アクセルと偶然出会って、その魅力の虜となる話と、ゲッコーステイト側の話が交互に繰り広げられる回でした。
 ドミニク側は、普通に良い話なんですけど結局ドミニクは何をしたかったんだか・・・。
 ゲッコーステイト側は、タルホの口からゲッコーステイトの戦う理由とエウレカが人型コーラリアンである事が語られました。なんちゅうか、みんな知らなかったのかと驚くとともに、いくらテンパっているとは言え、レントンはともかく子供たちの前で言う話ではないんじゃなかろうかと・・・。ほんとにホランドとタルホは雰囲気をぶち壊すのが得意ですなあ。
 アドロックの墓碑に記された日本語が、英語もなんだけどなんとも興醒めではありました。
 つうか、書籍名も漢字だったし、実は日本と同じ漢字ひらがな文化圏なのかもしれませんなあ。
 そう鑑みるとキャラ達の名前も実は漢字なのかも・・・レントン=恋豚、ホランド=歩乱怒、タルホ=樽補・・・ダメか。

 今日は寒かったので、なんとなく唐突に『灰羽連盟』が観たくなって、別作業を行っている間、ずっと流しっぱにしてました。
 放映時も秋から冬にかけてでしたけど、内容と実季節があっているのは、やはり重要なのかなあと・・・ここ最近観ているアニメで海だとかプールの話を、内容はともかく寒々と観ていたので思いました。
 なんちゅうか、春や夏に観るのとは違って、秋、しかも今日みたいな日に観るには相応しい作品ですなあ。
 もっとも冬こそ相応しいって気もしますけどね。
 この作品はある意味自分が深夜アニメに転んだ要因だとも言えますからねえ。それまで時折チェックするくらいだったのが、このアニメ以降は妙にチェックするようになった記念碑的作品。むしろ、人としてダメになった作品とも言えるか・・・。
 この頃は、広橋涼さんが自分の中で一番輝いていた頃ですなあ。『ヴァラノワール』とか・・・。

 クリアするまでプレイするかは分かりませんが、現在2週目のプレイを行っております。さすがに攻略法が分かっているとサクサク進みますなあ。
 って事で、タイムアタックを少々プレイしたりするのですが、どうやらどの巨像を倒したか、ではなく通算何体倒したかでアイテムが入手できるようでした。現在、4体倒して二個目のアイテムを入手しました。

『天皇家の掟―「皇室典範」を読む』読了

鈴木邦男・佐藤由樹 祥伝社祥伝社新書) 308ページ 800円+税
 『皇室典範』を読み解くようでありながら、実質は女系天皇制を考える書籍。丁度、この書籍を読み始めた時に女性天皇容認など発表され時期を得たものとなりました。そのためニュースの内容が非常に分かり易く感じられ、女性天皇女系天皇の差異にどれだけの人が気付いたのかという疑問も抱きました。基本的には章毎に佐藤由樹氏が記し、新右翼鈴木邦男氏が自らの意見を追記するという体裁になっています。
 それにしても、皇室典範改正を考える「有識者会議」を行っている人々の非常識っぷりも知りえまして「一宮家維持に必要な経費は年間5000万円。三宮家から七宮家としてもたいした金額ではない」。国民の税金である2億円をたいした金額ではないと言い切れる辺り、国民感情とは乖離した人も会議をしているんだなあと・・・。
 ちなみに某皇族の方が女系天皇への不安を仰られておりましたが、現在の制度化では皇位継承順位は5位(父親が高齢なので実質は4位?)なのですが、女性天皇が認められると8位まで下がるんですよねえ、ここら辺も鑑みられているのか? と不敬にも考えてみたり・・・。
 2005年8月10日初版第1刷 ISBN:4396110200