先月の活躍が嘘のようだ。
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フロムソフトウェアのPSPタイトル『己の信ずる道を征け』を購入する。
秋葉原ソフマップ購入だった為、「真奈姫のちょっと大胆」テレカを頂きました。okamaさんのイラストは、私的好みだったり違ったりするのだけど、これは良いokamaさん。まあ、故に予約したと言えなくもないけれど・・・いや、ゲーム自体も気になっていましたよ(棒読み)。
で、早速プレイ。
ゲーム自体は、自らの分身を使って1分以内にステージをクリアしていく忍者パズルアクション・・・公式では、浮世絵アクションって事になっていますがね。
体験版と比すとUMDになった為にロードが長い長い。ロード中に(見ているだけですが)遊びを入れてはいるものの、やはり待ち時間がなあ。それさえなければ――序盤で判断するのもなんだけど――本編、雰囲気と、ちと難易度は高いけど、オススメ作品なんですがねえ。値段も4000円以下ですし。
そして、何と言ってもOPがカッコいい!
公式サイトでは、発売記念プレゼントとして、6月18日の期間限定で「姫のちょっと大胆なスクリーンセーバー」の配布を行っています・・・と言っても、絵柄は、ソフテレカと同じなんですがね。
『雪山飛狐』読了
金庸 【監修】岡崎由美 【訳】林久之 徳間書店(徳間文庫) 409ページ 800円+税
明末、李自成の乱に端を発し、100年に渡って恩讐劇を繰り返していた4家の物語。金庸武侠小説にしては、珍しく一冊で完結しているのは、舞台がほぼ切立った山荘の上で行われ、そこに集まった面々が各々の過去を語って謎を解き明かすタイプの物語になっているためです。毎度の裏切りやら、勘違いやら、読書の中断は難しい作品となっておりました。しかも・・・。
【ネタバレ】
中途半端な状態で終わっていて、著者によれば読者に結末を想起させたかったらしい。
一応、飛狐外伝という長編があるのですが、こちらは続編という訳ではなく、本作の主人公の過去を微妙に設定を変更して描いたアナザーストーリーだとか・・・ってか、『雪山飛狐』で終わりを知った状態で読むから、結局終わりがアレかと思うと、イライラしそうですな。
この書籍は1999年2月に刊行されたものを文庫化したものです。
2008年7月15日初刷 ISBN:9784198928117
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- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/11
- メディア: コミック
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それと、キャラの顔や画面の構図の修正は分からなくも無いけれど、セリフを削除して用意したオチではなく、読者に想像させるような変更を加えていたりと、大幅に変わっている箇所もあったりします(セリフの無い方が新装版)。
しかし、これだけ修正して刊行されると、(断りも入ってましたけど)『電撃大王』の連載『よつばと!』を休止するのも納得ですな。まあ、1巻後半からは、あまり修正が入ったようには感じられなかったけど、実際ちゃんと比較すると色々と変わってます。
同じ漫画を二冊購入するのは、と敬遠される方も満足できるのではないでしょうか。
でも、時折、女装したジャンボが背を低くしたように見える暦は・・・。