7/12(日)テレビ放映!! 日本語弁論大会@函館


お久しぶりです。最近、両生類とか爬虫類に親近感を感じているズッキーです。



だいぶ時間があいてしまいましたが・・・


去る5月30日に函館で開催された「第50回外国人による日本語弁論大会」の模様が、今週末、テレビで放映されます!!

7月12日(日) 22:00−23:30 


NHK教育テレビ ETV特集


Don't miss it !!! (映画の宣伝風)


実際に函館で大会をご覧になった西澤参与にお話を伺いました!


ズ:今年の大会はどうでしたか?

参与:全体的にレベルの高い大会でしたよ。



ズ:告知ブログでも話題になっていた関西国際センターでの研修参加者のインドネシアのワヒューディンさんのスピーチはいかがでしたか?

参:戦後の日本を支えたお年寄りに感謝の気持ちを伝えるのが介護の仕事だ、というスピーチをして、会場を感動させていましたね。



ズ:印象に残ったスピーチやエピソードはありましたか?

参:5番のキムさんは、2005年に実施された李秀賢氏記念韓国青少年招へい事業*1に参加したことが、日本に留学するきっかけになったと話してくれました。基金の事業がきっかけと聞いて、うれしかったですね。

あとは、優勝した先生のスピーチは、ずばぬけて上手く、説得力がありましたね。


ズ:どんなスピーチか、テレビで見るのが楽しみですね!


ズ:観客はたくさん来ていましたか?

参:中学生・高校生がオーディエンスに多くいました。
「日本人が普段暮らしていても気づかないことに外国人が気づいて日本語で話している」ということが、日本の若い観客たちにものごとを考えてもらう機会としても意義のある大会だったと言えるんじゃないかな。



ズ:来年応募しようとしている皆さんにメッセージはありますか?

参:日本で暮らす外国人としての切実な自分の問題、外国人なりの目線というのは、日本人の審査員やオーディエンスに感銘を与えると思います。

また、「社会的な意味での言語」ということについても考えてほしいですね。例えば、自分を指す一人称など、パブリックな場での言葉にはどのような言葉がふさわしいか、そういった日本語特有の言語の社会性ということについても考えてほしいですね。


ズ:なるほど。たしかに・・・。スピーチで、「あたしは〜」なんて言ってはまずいですもんね。

来年の大会に応募しようとしているみなさん、頑張ってくださいね☆


テレビ放映、お見逃しなく〜!!

*1:この事業は、実は・・・皆さんもご記憶にあるとおもいますが、2001年1月にJR新大久保駅で線路に落ちた乗客を助けるため事故死した韓国人留学生の李秀賢さんの勇気ある行動を顕彰するための記念として行われたものでした。詳細はこちら