Hatena::ブログ(Diary)

jijitto19850726131431の提言

2015-12-07

個人情報は何から保護されるべきか

氏名、住所、電話番号などの個人情報はいったい何から保護されるべきなのでしょう。

結論から言えば、それは世間と呼ばれる赤の他人様が作る社会からです。

一個人の属する輪を思いつくまま小さい順に並べると、家族、血縁、友人、個人的な知り合い、近隣の住人、職場の同僚、仕事上の知り合い、顧客、民間企業、公的機関、国家、グローバル企業、世界政府(私は陰謀論に弱いのだ)などでしょうか。これらの同心円のどこかに、インナーサークル(身内)とアウターサークル(世間)の境界があって、個人情報は、アウターサークルから保護されるべきなのです。ちなみにインナーサークル(身内)においては、個人情報は漏洩を防ぐどころか、むしろ積極的に知ってほしいものです。

さて、その境界の内と外で、何が違うかは明確です。それは、お金のやり取りが介在する関係かどうかです。要するに、アウターサークルは、お金を請求するために個人情報が欲しいのです。ビジネスとして必要なのです。

ところでビジネスとプライベートを使い分けると言いますが、人はアウターサークルの一員として仕事をし、インナーサークルでは個人の顔を持って生活しています。わかりやすい例でいうと芸能人は芸名と本名、作家はペンネームと本名を持っています。芸名やペンネーム世間に向けた名前であり、芸能人や作家はそれを公開し、その名でビジネスして世間からお金を稼いで、一方では本名を隠してプライバシーを守っているのです。

インターネットが普及する以前は、情報発信する場や手段は限定されており、芸名、ペンネーム等、本名以外に別名を持つ必要がある人は、ほんの一握りの特別な人に限られていました。しかし、インターネットが発達し、誰もが世界に向けて情報発信が可能となり、個人日記と宣伝広告が混然としたカオスの世界では、インナーサークルとアウターサークルの境が曖昧になり、一般個人も本名以外に、世間に向けた“世間名”のようなもの、アウターサークルにおける名前が必要とされるのは必然なのです。

そこでJibangoの登場です。Jibagoは一般個人において、本名の代わりに用いることで、芸名やペンネームと同じ働きをします。Jibangoはビジネスの世界で、たとえブラック企業の顧客名簿に載っていても、あなたの個人情報を守ることができます。渡る世間は鬼ばかりの世界で個人を守る心強いツールです。

2015-12-02

鍵を落とした場合

こんちは!時持人です。4年半の歳月を経て、このブログを復活します。

ただしTimeOwner改め、Jibangoとして復活です。でも、プロフィールは当面、過去のjijitto19850726131431のまま行こうと思います。

さて、みなさんは鍵を紛失したことありませんか?あれは、本当に困ります。冬の寒い夜に、自宅にようやくたどり着いて、いざドアを開けようとしたら鍵が無い、なんてことに気づいたら最悪です。

そういう場合はどうしたら良いか。正解は、鍵の業者に連絡して開けてもらい、早急に錠前ごと新しいモノに交換して、失くした鍵のことはスパっと諦め、永遠に忘れることです。やってはいけないことは、失くした鍵を取り戻そうとすることです。自分で捜すならまだしも、鍵を落としたことを他人に尋ね回って、交通機関の紛失届などに名前と住所を記帳することです。その名簿など、鍵を拾った泥棒さんにしてみれば、空き巣のターゲットリストみたいなものでしょう。また、鍵を落とした場合に備えて、事前にキーホルダーに名前と住所などの札をつけておくことはNGです。他人の善意に甘えすぎています。もし悪意の人に拾われたら、その住所を辿られて空き巣に入られかねません。

とはいえ、賃貸住宅で、おいそれと錠前を交換できない場合や、鍵の束ごと紛失してしまった場合など、全てを交換するのは途方もないことです。

そこでJibangoの登場です。キーホルダーにJibangoだけを記載した札をつけておけば、拾った人に、あなたの名前や住所などの個人情報を知られることなく、その鍵の持ち主であることが証明され、鍵を取り戻すことができるでしょう。

また、普通の人が、拾った鍵にJibangoが付いていれば、落とし主に戻る可能性が高いので、警察などに届けてくれるインセンティブが働きますが、何も付いていない場合は、落とし主はもう諦めているだろうと思ってスルーしてしまうのが都市生活者の現代人気質でしょう。まさか誰のものともわからない鍵を、落とし主を探そうと奮闘するような人がいたら、それは奇跡の人です。結婚しよう。

参照リンク

鍵の110番救急車

落し物検索警視庁

2011-05-14

共通番号の雛型

いったん漏洩した個人情報というのはいかなる方法でも回収不能です。情報によっては一生が台無しになる可能性もあるのです。たとえば先天疾患の病歴などが漏洩したら、建前は別として本音の世界では結婚差別されるかもしれません。前科などがバレたら罪を償った後でも就職差別されるかもしれません。そして、ネットに政府の意向に反する書き込みをしたら、民主的でない国家なら“抹殺”されるかもしれません。

そもそも人は番号など背負って生まれてこないのです。番号無しで何不自由なく生きていけるようにできているのです。“名無しでいる自由”というものがあるのです。社会組織によって個人が特定され監視されていると考えただけで、行動が制約される気がするのは私だけでしょうか。指紋が登録されていない自由。逃げ切れる自由。変な言い方ですが、犯罪は犯さないけれど、犯せる可能性は失いたくないみたいな感覚はおかしいでしょうか(ちょっとおかしい気もしますが)。

また、人は過ちを犯すものであり、隠したい秘密のひとつや二つあるのが普通だと思います。私など穴を掘って隠れたくなる恥ずかしい思い出がたくさんあります。それを、人は忘却するから、あるいは他人も同じように忘却してくれるはずだと期待できるから、何とか心の平和が保てているのです。それが、ネット上のどこかに記録として残り、更新され、日々拡散して一生誰かに笑われ続けるのだと思うと、内向きの性格の人は死にたくなるでしょう。外向きの人だったら、そんな社会を破壊する行動に出るかもしれません。

このような本質的な問題やデメリットに比べ、税金が確実に徴収できて不平等が是正されるとか、役場の窓口に行かなくて事務手続きが減って便利だとか、死んだ時に無縁仏になりにくいなどというメリットは、あまりにも表層的なもののように思えます。

しかし、一方で共通番号が今後の情報化社会の発展にともなって、ますます必要性が高まってくることも確かです。いえ、個人が世界中の不特定多数の人とコミュニケーションするツールが人類社会に登場したからには、ネット上で個人個人が識別されるのは必然とすらいえるのです。人類社会がいつまでも情報原始社会でとどまってることは不可能です。だとしたら、どうせ番号制度の導入が必然なら、国家に強制されるより、国民がイニシアティブを取って自由度の高い番号を獲得した方がよいに決まっています。

そこで、私が提案するのが「時番号」です。この番号は国民の一人ひとりが主体となって獲得して、それを国に預けて使わせてあげるという形を取ります。番号を変更することも個人の意思で可能で、個人情報との紐付けの履歴も残しません。違う番号にすることは、違う個人になると思ってよいでしょう。ただあまりに恣意的に個人の気まぐれで変更していたら、匿名の「捨てハン」と同じで、個別番号で識別する意味が薄れてしまいます。そこでJibangoでは一定期間はよほどの犯罪でない限り番号変更を認めず、その代わり一定の周期で、全員が一斉に番号を変更するようにします。

具体的には12年に1回全ての番号を更新します。情報漏洩したとして、その被害は最大12年間でおしまいで、次の12年は真っ更な人生を歩むことができるようにするのです。考えて見れば、年という単位の上に、人生を区切る単位が無いのが不思議です。Jibango干支を一区切りの人生の単位と考えて、12年ごとに全員の時刻番号を更新することで、被害の期間を短くします。時刻番号の個人情報の漏洩対策は、漏洩を防ぐためにガチガチにセキュリティーを高めることではなく、情報は漏洩するものと考えて、被害の期間を許容できる程度に短くする方法をとるのです。

以上のような時刻番号を共通番号の雛型として私は提案します。

2011-02-01

世界中で使えるグローバルIDなんてどうでしょう。

日本の国内向けに共通番号制の導入などという小さいことを言っていないで、世界中の全ての人に番号をふることを考えてみました。世界中で使える人類番号,すなわちグローバルIDです。これを持っていれば、たとえアマゾンの奥地で迷子になってもどこの誰だかわかるというわけです。すごくね。

この番号ふりを国家がやると民主的でない国では国民を監視支配し、国家に従順でない者を社会的に抹殺する凶器となりかねませんが、国連など思想信条に中立的で地球人類を代表する組織がやれば、各国の支配者による恣意的な悪用が防げると思います。社会的インフラが整っていない発展途上国でも導入可能です。

で、我が日本ですが、政府は経済的理由で早期に何としても共通番号制を導入したい意向のようですが、様々な思惑が交錯して憲法改正するくらいの困難が予想されます。しかしグローバルIDなら、日本人は外圧に弱いですし,国連政府の頭越しに国民に番号をふってくれるなら、政府と思想信条を異にする人々にも受け入れやすいのではないでしょうか。どうせなら日本がシステムを作って国連に献上し、国連が世界各国に配布するのを“逆輸入”するのが手っ取り早いと思います。それに日本がこのシステムをいち早く作ってデファクトスタンダードにしてしまえば,未来永劫、全世界の個人識別の中心的存在であり続けることができます。それこそ憲法の前文にある「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」という願いに合致しています。

さて、そこで私が考え出したのが時刻番号という「年月日時分秒」を並べた番号を配布して個人識別を行うシステムです。実は既にできています。→個人識別システム

この時刻番号をグローバルIDとして全世界の人に配布するのに必要な時刻数は秒単位まで使用してざっと400年分です。さらに一人ひとりに番号を配布しただけでは意味がなく,各自の時刻番号の所有権を第三者が証明できてはじめて実用的な意味を持ちます。通常は時刻番号にパスワードをかけて認証機関のデータベースに登録しておいて,認証時に照合するのですが,磁気媒体に記憶させた69億の膨大な数のデータを扱うのは物理的に困難です。そこで私は数字そのものの中に情報を記憶させることにしました。何しろ数字は無限にありますからね。もう少し具体的には「y=f(x)、x:時刻番号、y:パスワード」という関数式の中に記憶させるのです。こうすれば認証機関は膨大な数の時刻番号とパスワード磁気媒体に予め記録しておくことなく、その場で関数式を解くだけで認証が行えます。関数式はいくつでも作れますから認証機関ごとにパスワードを使い分けたり,パスワードの強度を変えることも自在です。

このシステムのキモは当然ながら関数式です。それは全ての時刻番号とパスワードを結びつけるマスターキーです。この鍵を置いておく認証機関としては、最初に述べたように国連が最も適していると思うのですが、個人的にはWikiLeaksもありかなと。なぜなら国連にこの秘密の関数式を置いておくと、すぐにWikiLeaksに漏れて公開されてしまいそうですが、WikiLeaksに置いてあれば逆に国連に漏れることは絶対に無さそうだからです。Julian Assange氏がJibangoにコンタクトしてくれれば、このシステムを無償で提供する用意があります。

ってヤバクね。

2010-12-07

共通番号制の導入障壁を回避する方法

現在、国が導入を検討している共通番号制の問題点で、まず思い浮かぶのは個人情報の漏洩でしょう。この場合の個人とはリアル個人です。リアル個人の情報が一旦、漏洩した場合、回収は絶対に不可能です。もしリアル個人の犯歴や遺伝病などの情報漏洩があった場合、その人の一生が台無しになるリスクがあり、可視化される共通番号制の導入には慎重にならざるをえません。

また、もっと根源的な部分で、個人が国家という組織に完全に監視支配されるという不気味さを感じます。それは、社会的存在である以前に、自然としての存在である人間の本能が警鐘を鳴らしているようにも思えます。国家権力に服従しない個人は、生物としての存在も脅かされるのです。もし将来、極右あるいは極左ファシスト政権ができたら、反対の意見を持つ個人は社会的に、そして生物的にも葬られるリスクを覚悟しなければなりません。このような不安がある以上、国にとって、共通番号の導入障壁は非常に高いと言えましょう。

そこで私はこの問題を回避する方法を考えました。それはWebというバーチャルな世界に、バーチャル個人(アバター)を設定し、それに一意性を持った番号をふってその名前とし、国が監視支配する対象をアバターに限定するのです。通常の考え方では、国はWebを通してリアル個人を監視支配しようとします。その考え方を変えて、国が監視支配できる対象を、あくまでWeb上のアバターのところで止めるのです。リアル個人は一着のアバターを着込んでWeb上で活動し、国や他者からはそのアバターの姿しか見えないようにするのです。そうすればアバターの情報が漏洩しても、リアル個人はそのアバターを脱ぎ捨てることで、被害をそのアバターでくい止めることができます。ここで重要なのは、リアル個人と結びつく紐付け情報をWebから完全に切り離しておくことです。Web上で活動するのは一意性を持った匿名バーチャル個人というわけです。私はこのアバター名にJibangoにおける時刻番号を推奨したいと思います。

この時刻番号(個人識別番号)は世界で唯一で、同姓同名が無く、一意性が確保できます。可視化され公開される番号ですが、使われる際にリアル個人しか知らないパスワードで認証されるので(パスワードが盗まれない限り)成りすましは困難です。万が一情報漏洩した場合も、別の番号に変更することで、被害を一代のアバターに限定できます。リアル個人の一生は守られます。

このように、国の直接の支配下にリアル個人を置かず、間に着脱可能なアバターというバーチャル個人をワンクッション置いて、個人の側にも、情報漏洩に対抗する手段を持たせることで、共通番号制の導入の障壁が回避できると思います。

また、国とアバターアバターと個人の間の金銭や現物のやりとりに関しては、別のエントリーに提言しました。