上田現 コリアンドル

コリアンドル

コリアンドル

シリウスになった上田現のソロ1枚目。
タイトル曲は、マレーシアに迷い込んでしまった日本人の視点とその境界線を歌っている。震災に関して「もういやだと思っても帰る家がない」という言葉と「ぼくは冷房の国に帰る」という歌詞がオーバーラップした。
上田現ワールドなんて言葉で逃げることが多いけれど、彼の感性は強くて優しかったのだと、しみじみと思う。
今、どういう顔をして光を放っているのだろうか。

SWITCH Vol.29 No.5(2011年5月号)

SWITCH Vol.29 No.5(2011年5月号) 特集:東日本大震災

SWITCH Vol.29 No.5(2011年5月号) 特集:東日本大震災

芸能人、文化人が3/11に何をしていて、それから3日間何をしていたかのインタビュー集。インターネットにはこれ以上に多くの人たちの体験や感想があるけれど、こうやって編集された上でまとめて保存できるようになっているというのは、それはそれで重要なことだと思う。
個人的には、光浦靖子さんの呆然としてどうして良いか分からない様子と、笑福亭鶴瓶の神戸の体験からくる力強さは読んでよかったと思った。
公に出される内容であるから、ネガティブな事柄はあまり書かれないだろうということを差し引いても、ある程度の分量として、それがあるというのには価値があると思う。

アンダ-グラウンド

アンダ-グラウンド

村上春樹の作品でこれが一番好きだというと、春樹が好きな人にもそうでない人にもちょっと変わった目で見られることが多い気がする。
神様の視点は神様にしか持ち得ないけれど、個々人が体験したことは、仮にそれが錯覚や思い違いだったとしても、その人にとっては事実であるという考え方、真実はひとつかも知れないけれど、多くの人がいるという見方は、もっと人を強くしてくれると思っている。

笑う招き猫

笑う招き猫 (集英社文庫)

笑う招き猫 (集英社文庫)

お正月にテレビで駅伝流しがならボケーっと読み直した。
「読書」や「小説」というのは何か教養に結びつく響きがあるのか、コンプレックスを測るにはそれ関連の話題が有効だったり、わざわざ予防線を張るために自分からしゃべっちゃう人がいたりで興味深いのだけど、そういうのとは無関係に「娯楽」として楽しく読める一冊。
新年をのんびりホンワリするのにおススメです。来年のお正月に是非。

2010年、今年公開された映画のリスト


ミニパラで、今年公開された作品を月単位でまとめたページを公開した。

ミニパラ 2010年の上映作品 http://www.minipara.com/special/2010movies/

つい最近の作品だと思っていたら夏前公開の作品であったり、レンタルDVDで見た作品がつい最近の公開だったりと、結構記憶はあいまいだったり、DVD化の周期が早くなっているなぁなんて感じた。
作品毎にツイートボタンを用意しているので、その作品の思い出や感想をつぶやいてみたらどうだろうか。

Fリーグ 得点王は誰だ!? パワーリーダー予想クイズ がスタート

本日から、Fリーグの得点王予想クイズがスタートした。
http://www.fleague.jp/fl/data/news/detail.jsp?id=20101218-01
現在の得点王*1は、名古屋のリカルジーニョ。現役のスペイン代表選手で、チームも独走している。大本命。
今年は、プロ野球Jリーグも名古屋が強かったが、フットサルでも名古屋が強い。というか名古屋がフットサルでは往年の読売ジャイアンツのような状態。プレシーズンマッチカップ戦の名称が「オーシャンアリーナカップ」といって、名古屋のホームの名称を冠しているような感じ。良い方向にこれから一波乱も二波乱もあって欲しいところ。

*1:ウイダー・パワー・リーダーと呼ぶらしい