johncolo's diary

ジョン・コロ独り言から引っ越しました。

大野和士のジルベスターコンサート

大野の東急ジルベスターコンサートに行った。大晦日午後10時スタートだ。大野が振ったオペラにちなんだ曲はどれもよかったが、特にワーグナーマイスタージンガーがよかった。オーケストラに慣らさせる箇所と、流れに任せて歌わせるところの対比がよかった。東京オペラシンガーズもよかったが、大野が歌い口を心得ていた。とにかく流れがいい。
アンコールでテレビ東京のアナウンサーに指揮させてラデッキー行進曲も面白かった。
オーチャードホールの渋谷を脱出して、川崎の若宮八幡宮と川崎大師に初詣。


1月1日の夜といえば、日本でウィーンフィルのニューイヤーコンサートが生中継されるが、今年はラデッキー行進曲が演奏されなかった。ちょっと残念。しかし、それが悲惨な大災害に起因して楽団が判断したことならば致し方ないことだろう。

箱根駅伝往路

2日は箱根駅伝往路を撮りに行く。2区中継点鶴見市場へ行く。かなり寒い。風通しの良いスニーカーを履いてきて大失敗。大失敗といえば中央大学の1年生が1区に起用されたが大失敗だった。足の故障だそうだが、それを事前にチェックできなかったのだろうか。残念だ。
2区の風景


その後、箱根に移動し、塔ノ沢と大平台の中間点で待ちかまえた。


初めて箱根の山で駅伝を見たが、選手を間近に見ることができ、困難な山登りのため、どの選手も表情が険しい。その姿に応援にも力が入る。誰なのだろうこんな厳しい山登りを駅伝の区間に入れたのは?

3日もまずは箱根駅伝



優勝チームは駒澤大学。最近、最終区間のラスト3kmでドラマがあるが、、今年もスタミナ切れが起きた選手がいたようだ。1秒で負けたチームもある。「1秒の重みを知れ」ということだろう。厳しいものだ。
その後、
−東京フィルハーモニーのニューイヤーコンサートに行く。
http://www.tpo.or.jp/japanese/concert/newyear.html
尾高忠明指揮によるこんさーとだったが、実に楽しいものだった。前半はワルツ・ポルカの名曲が並び、後半は映画音楽、この映画音楽がよかった。
地獄の黙示録ワルキューレの騎行に始まり、ムーンリバー、星に願いを
のフルート、フリューゲルホルンのソロもよかったが、荒井英治のヴァイオリンソロによるシェルブールの雨傘のなんと美しいことよ。「未知との遭遇」「スターウォーズ」と私が小躍りしてしまうような曲目と演奏だった。ジョン・ウィリアムスの良さを感じさせてくれると同時にR.シュトラウスの影響があまりにも大きいと改めて思わせる演奏だった。
アンコールは抽選により、お客さんが指揮をする、ラデッキー行進曲。いいなあ、プロのオーケストラを指揮できて。会場を後にする時、こんなに気持ちがよいのひさしぶりだ。音楽も面白さを、子どもの頃に帰って楽しんだ。