舞ー乙

ちなみにボク的なミドコロは、マシロ姫&ゆかなさん。清晰で知的しかも何でも知ってるオーラ全開だった前作の真白さんからうって変わっておてんばわがまま、いいかげん。ある意味、前から人間だったのかなぞのミコト以上の変わりよう。ゆかなさんはテッサやほのかみたいにこんなキャラが多い。たしかにピッタリなんだけど、もともとゆかなさんはツンデレパンクからおどおど巨乳、陰気な小悪魔(ボクはこれがいちばん趣味)までこなせるのにこのかたよりはもったいないよなぁ。どうやらこれからお約束どうりシビアな方向にいくみたいだから、そんなマシロ姫をどういうふうにゆかなさんがやっていくのか、ボクとしてはこれが楽しみ。 舞-乙HiME DVD

が前に出てくる感じだし、土へんモコナ菊地美香さん、若手声優中指折りの実力派小净水亜美さんと前作の徹底的な手堅さとくらべるとちょっと冒険してるかな。でも前作からひきついだ超豪華キャストがしっかり脇を固め、これまた前作ゆずりのキャラの立ちまくった登場人物がちょっと設定を変えて再登場しているのなんかは前作ファンにしてはこそばゆくて、でもうれしい。舞-乙HiME DVD 画のクオリティーもストーリーの展開もあわせて実績があるぶんとっても安心して見れて、まったく崩れないし、よく動く。「ヒメ」のほうは一巻ではまったく話がつかめなかったけど、今回はつかみはOK、はじめとしては期待を裏切らないデキだったと思うね。

豪華キャスト、スタッフをおしげもなく投入した総力戦の勢いだった前作と違って、今回は小原正和監督はじめ、吉野弘幸シリ構、久行宏和キャラデのメインスタッフのライン


14年前に国王が暗殺されるという事件があり、その記憶も忘れ去られようとしている王国ヴィントブルーム。そのヴィントブルームに近い砂漠を女郎アリカはヴィント市を目指し、徒歩で渡ろうとしていた。舞-乙HiME DVD 一方、コーラルオトメであるニナはオープンカフェで、養父であるセルゲイを待っていた。そこに干上がった状態でどうにかたどり着いたアリカがやってくる。他に頼る当てもないアリカは、ニナの後を付いて、ヴィント市内へとやってきた。失われた技術の残る街の様子にはしゃぐアリカ。その矢先、アリカとニナはビルの屋上から落ちるマシロを間一髪で助ける。マシロは自分がヴィントブルームの王女であると素性を明かし、自らに協力することを強いる。そこにマシロの命を狙う者のスレイブ(モンスター)が姿を現す。逃げ惑うことしかできず、窮地に立たされる3人。ニナは状況を打開するべく、マシロを仮の主として契約を結び、ローブを身にまとう。オトメの能力を発揮し、応戦するニナだったが、それでもスレイブの力の前ではなすすべも無かった。