猫を償うに猫をもってせよ

2017-01-16 このエントリーを含むブックマーク

福音館元社長の塚田和敏という人の訃報を聞いて名前に見憶えがあったが、私はこの人に内容証明つきの抗議文を出したことがあった。もっとも福音館ではこれを紛失してしまって見つからなかったそうだ・・・。

抗議文

 本日報道により貴社発行『たくさんのふしぎ』二〇一〇年二月号『おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり』が禁煙団体の弾圧により発売中止となったと知りました。これは不当な言論弾圧への屈服であり、言論・表現の自由を放棄するものにほかならず、貴社ウェブサイト上における社長の謝罪文なるものは、喫煙者への差別を助長し、環境内煙草煙への過大な攻撃に迎合するものであり、とうてい容認できるものではありません。

 発売禁止措置を撤回し、謝罪文なるものも撤回していただきたく、抗議申し上げます。

                         禁煙ファシズムと戦う会代表

                          小谷野 敦

                         

福音館書店 社長

代表取締役社長 塚田和敏殿

2009年12月29日

2017-01-10 このエントリーを含むブックマーク

 それより前に見た夢。ジェットコースターみたいな作りの地下鉄があって、発車駅に停まっているのだが拉致された人々が乗っている。私は彼らを救おうとするのだが、いつの間にか自分も乗っていて、到着すると真っ暗な駅である。階段みたいのを上がって行ってドアを開けると、そこは北極(南極ではない)。

 そのあと少ししてまた開けると、春の日差しで草花も生えているから、ほう北極でもこんなことがあるのか、と思っていると、脇へ来た男が、「油断しちゃいけない、夜になると・・・」などと言う。

 後半は「デルス・ウザーラ」か。

2017-01-08 このエントリーを含むブックマーク

昨日、変な夢を見た。

 夢の中では私はたいてい38歳くらいなのだが、大学の講師控室みたいなところにいる。すると70歳くらいの、背の高い、白っぽい背広を着た痩せた男が、両手に大きな紙袋を持って入ってきて、何かしている。私はじっと見ていて、

「あの、英語の××先生ですね。授業に出席させてください」

 と言う。すると老紳士は、いや私は農学部の教授でと言って、紙袋の中を見せると、片方はたくさんのじゃがいも、片方も何か野菜がいっぱい入っている。

(これは多分渡辺守章先生が「繻子の靴」を上演したからで、「農学」は「能楽」である)

 そのあと、私は自転車を転がして、根津駅から本郷の東大へ向かっている。道の脇の少し高いところに、笠地蔵みたいに五人の修行僧が座っていて何か言う。そのうち私は自分がパジャマ姿であることに気づき、家へ帰ろうとする。すると自転車が壊れて、修理の人を呼ぶ。すると老人と若者が現れて、若者が「これは電磁波だな」と言う。私が「電磁波?」と言うと、男は、こいつは電磁波も知らないのかとさげすんだ目つきをする。老人が自転車を直している間、若者は私の後ろにいて、私の左耳を噛む。そして背中に何か書くのだが、それは「こいつは電磁波も知らなかった」と書いているのだと分かり、どうしたもんかなと思っている。道端の修行僧は、さっきはキリスト教だったのに、今度は仏僧になっている。 

2017-01-01 新刊です このエントリーを含むブックマーク

文章読本X

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2016-12-23 このエントリーを含むブックマーク

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小谷野はさらに、杉山が「サバルワルを養子にして日本国籍も与え」たと書いているが、これは野田美鴻の『杉山茂丸伝:もぐらの記録』に拠ったものと明記されている。だが、野田が何を根拠にそう書いたのかは判らない。『東亜先覚志士記伝』のサバルワルに関する記述にもそんなことは書かれていないし、中村尚司の「在日インド人の独立運動:K・R・サバルワルの回想をめぐって」(田中宏編『日本軍政とアジアの民族運動』所収)にもそのようなことは書かれていない。筆者はそんな事実はなかったと信じている。

 小谷野が杉山茂丸に関心があったとは思えないので、野田の著作の資料的意義についても正当な評価はできていないだろう。そこは已むを得ざることと考えねばならない。