ディンド神父様と行く 聖地イスラエル巡礼

いよいよ最終日です。でもなかなか盛りだくさんの1日となりました。
まずベタニアのラザロ教会とお墓を訪ねました。
お墓はかなり急な階段を降りますが、みなさんだいぶ坂にも慣れました。お墓の中での自然な笑顔です。
  

最後のざくろジュースを堪能します。
  

イスラエル博物館で死海写本をみたのち、お昼はエマオ近くのラトゥルムでピクニック。運転手のイッサさんがお気に入りのお店で、サンドイッチを買ってきてくださいました。
あたりには原種のシクラメンが沢山咲き乱れていました。
   

エマオでのミサが今回最後のミサです。神父様のいろいろな思いが込められた、本当に素晴らしいごミサでした。神父様と一人一人との平和の挨拶は忘れられません。皆様目が真っ赤でした。
   

ミサの間、若者たちがまわりに集まって来ました。これから軍隊に入る高校生たちとのことです。
一緒に写真をとりたいと言ったら喜んで、大きな輪ができみんながひとつになりました。彼らは日本のアニメに詳しく、知っている言葉をいろいろと私たちに伝えてくれたり、一緒に歌を歌ったりしました。心躍る思いがけないひとときでした。
これからはじまる三年(女の子は二年)の兵役を経て、たくましく成長されることを願います。
  

エマオで今回の巡礼を終了させたいほど満足していましたが、時間があるのでヤッフォに寄りました。
地中海を臨み、初日に訪ねた場所を思い出そうとしますが、遠い昔に感じます。
ここは結婚式の記念写真を撮るスポットでもあります。写真にうつらないように、そっと様子を見学。
   

ちょうど夕焼けのきれいな時間になりました。素敵な景色を眺め、夕日の眺めとともに、全ての予定が終了しました。

初日に泊ったホテルを遠くから眺め、巡礼の日々をさかのぼりながら別れを告げました。
さようなら イスラエル、また来ます!少なくともあと2回は!

山下神父様と行く「聖母ご出現の地メジュゴリエ巡礼」第1日

奇しくも「灰の水曜日」に出発したグループでしたが、神様の計らいは人の智恵を飛び越して。
フランクフルトの空港にはカトリック、プロテスタント、イスラム教徒などの祈りの場所がありました。
神父様のお説教の要旨「復活の準備の時期に入りました。心の準備にかかりましょう。何故苦しみや痛みがあるのか、それはわかりません。なぜ十字架でお亡くなりになったのか、私たちの理解を越えています。けれどもそれを捧げることに意義があります。積極的に捧げなければ十字架はますます重くなります。正面から担がなければ、もっと重くなります。担ぐことを通して、担いだ人にしかその先にあるものを味わえません。メジュゴリエのメッセージも回心、断食、平和です。
痛みや苦しみを捧げる人になれますように。そしてキリストに出会えますように。」