関西大学文化会書道部 後期書展・合同オンライン書展

【合同書展】2/22~3/7開催☆毎日20:00 作品更新!!【後期書展】2/22〜2/26開催!14:00作品公開!

こんばんは。
総務です。
何かとバタバタしていてこのブログの存在を忘れていました。
今日は、土曜日に行われる卒論の中間報告会にむけて、現在の死にそうな状況を報告します。

ぐだぐだなのですが、
半年かけてテーマが決まりました。
テーマは紛争地における平和構築です
対象とする地域はコンゴ民主共和国です!

今日は、報告会で報告する部分の一部を紹介したいと思います。

今回は、ステルス紛争としてのコンゴの紛争について少しだけ述べてたいと思います。

「ステルス紛争」とは、当時国以外の政府関係者(政治家・官僚)、メディア、公衆、NGO、研究者等の注目を引かない紛争をいいます。ステルス空爆機がレーダーに引っ掛らずに大きなダメージを与えるのと同じように、ステルス紛争はいわゆる「国際意識」の「レーダー」に引っ掛らずに大きなダメージを与える紛争だと言えます。
 コンゴ民東部の紛争の死者数は540万人であり、他の紛争と比較しても圧倒的に多くの犠牲者を生み出しています。しかし、同じアフリカのダルフール地方の紛争ほど注目されていないと言われています。
 ここで、コンゴ東部の紛争への関心が低い理由を少し述べていきたいと思います。
 まず、コンゴの東部の紛争の目立たず、メディアの観点からすると地味である点があげられます。
実際は、ビニール・シートの簡易小屋が密集していて(避)難民キャンプは危機的な状況であるのだが、コンゴ東部にいる避難民の70%が疎開先に散らばっている点や、コンゴ東部の一般市民の死も戦闘によってではなく、栄養不良や医療援助の欠如から生じている点で人道危機の深刻さに気づきにくいのです。
 次に、慢性化した緊急事態が1994年以降続いており、国際社会が「援助疲れ」になっている点があげられます。
これは、世界最大のPKO軍、国連史上最大の「民主的な」大統領選挙、大規模な武装解除プログラム、さまざまな和平協定、VIPによる訪問といった西欧諸国の努力にもかかわらず、状況がなかなか改善されていないからであると言われています。
 さらに、コンゴ東部の紛争には多くの関係者が入り乱れており、そのほとんどが西欧諸国の指導者や主要メディアと協力関係にあることがあげられます。
その関係者の一部が、天然資源の不法搾取に直接的にあるいは間接的に関わりながら、戦争経済で利益を得ています。そのために、メディアはその不都合な真実が報道できないということが大きな理由となっているのです。


コンゴ民主共和国では、1990年台にルワンダのジェノサイドの飛び火を受け、1996年と1998年の二度にわたる戦争がありました。1998年から10年間の間に、暴力、病気、飢えなどによるコンゴ東部の死者数は540万人にのぼり、これは第二次世界大戦後に世界において最大死者数、最大の紛争となっています。
 しかし、この世界最大の紛争はその膨大な死者数であるのに、国際社会において注目があまりされておらず、また、日本ではその存在すらほとんど知られていません。そして、世界の関心が低いために、支援が届いていないという現状があります。


このことにショックをうけたことが現在の私を突き動かしているのだと思います。

ぜひ、ステルス紛争で検索してみてください!
動画を見ることができます!

まだまだ、コンゴだけでなく、南部スーダンの紛争についても語りたいのですが、今日は土曜日の卒論の報告会の準備をしたいといけないので、ここでさようならとします。

以上