k-takahashi's blog

個人雑記用

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

若干出遅れましたが、連休中は混みそうなのでビュールレ展を鑑賞に。

スイスの大実業家エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)は、生涯を通じ絵画収集に情熱を注いだ傑出したコレクターとして知られています。主に17世紀オランダ絵画から20世紀の近代絵画に至る作品、中でも印象派・ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃い、そのコレクションの質の高さゆえ世界中の美術ファンから注目されています。 この度、ビュールレ・コレクションの全ての作品がチューリヒ美術館に移管されることになり、コレクションの全体像を紹介する最後の機会として、日本での展覧会が実現することとなりました。

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

連休まで東京、連休明けが九州で、夏休みは名古屋、と半年ほど日本に貸し出してくれたようだ。
ルノワールの『可愛いイレーヌ』、セザンヌの『赤いチョッキの少年』、モネの『睡蓮の池、緑の反映』といった有名作も来ている。イレーヌと少年は何度か来日しているので、見たことある人も多いはず。もし未見ならこの2作のために行ってもいいと思う。


好きな画家(というか、もう印象派大好き人間だよね、ビュルレさん)に絞ってある程度集めるという個人コレクションなので、ビュルレ氏の好みや関心が投影された流れになる。本当ならコレクター自身がデザインした家屋敷ともども見るのがいいのだが、さすがにそれは無茶なので、「この人、こういうのが好きだったんだねえ」などと思いながら眺めるのがよいかと。


印象派の大物が来ている割には人が少な目。空いているとは言わないけれど、上記話題作の前も動けない・見えないというほとではない。(イレーヌの前はさすがに若干混雑気味ではあったが)
今回は珍しく一部のみとはいえ撮影可になっている。(睡蓮のみ)そこの混雑はこんな感じ
 
(開館直後にとっとと奥に進んで見にいったタイミングと、開館1時間後ぐらいのタイミングでの写真)