お先大きい方

お店でお金を払って、おつりをもらうとき、なんで「お先大きい方からお返し」されるんだろう。すごく不便だ。小銭から返してくれればいいのに。
一回お札をもらって→小銭もらって→さらにレシートをもらうと、財布の札入れ→小銭入れ→札入れという札入れのオープンが二度手間になる上に、メンバーズカードなんて出していようものなら、もう手先があっちむいたりこっちむいたりになる。どこを開けてどこを閉めたのか忘れて、小銭入れの口が空いたまま鞄に入れてしまい、コインが鞄の中で散乱したりする。
…私、心ちっちゃいなぁ。頭も。

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京都には良い鉄の装飾がない。スコットランドで鉄の装飾を写真に撮っていたときみたいな、何か路上観察系の趣味を京都でも持ちたいけれど、鉄がないとしたらほかに何があるんだろうか。。途方に暮れる。
私が観察したいのは、「この街全体に余す所無く存在して、その形状からその区域の特性や歴史が分かるもの」だ。言い換えると、京都市という大きなまとまりのなかの、より小さなまとまり(お役所街、商店街、閑静な住宅地、下町、…)のどこにだって存在し、しかもそれぞれの場所柄に似つかわしい特徴を示しているもの。お役所ではおっきく堂々と、商店街では人好きのする姿をしているもの。なんだろう。
例えば門かなぁ。