韓国旅行2日目


昨日結構飲んだので今日は10時くらいに起き、マッタリと観光へ向かいました。今日はソウルの南部地区、カンナム(江南)と言う川の南側の部分です。ここは新しい街みたいで、まぁ東京で言うところの六本木ヒルズ&お台場みたいなもんですな。女性陣がサウナと垢スリを体験したいと言うので、そこの店で予約をし、昼食へ向かいました。今日は冷麺ですがなにか。
もともと焼肉が有名な店なので、一番高い焼肉を1人前と冷麺、ユッケ冷麺、骨付きカルビスープを注文しました。よくよく考えると今日は平日・・・周りはエリートっぽいサラリーマンばかりでしたがなにか。
ここも美味かった!焼肉は野菜で包むタイプではなかったですが、とにかく柔らかい。柔らかいと言っても霜降り肉ではなく単なる赤身なんだけど・・・なんであんなに柔らかいのかな?それから特筆すべきは冷麺。春雨の様に細い麺が半分凍っているスープに入っていました。このスープが絶妙でした。何のダシかは分かりませんが、これまでに味わったことのない風味がありました。通常、冷麺と言うとコシの強い太目の麺を思い浮かべますが、これはとても細い麺でした。ピョンヤン冷麺と言うみたいですな(我々が普段食べている冷麺はハムフン冷麺みたいです)。
その後、女性陣はサウナと垢スリに向かってしまいました。残された男性陣・・・さて〜、何しますかね〜?って感じ。とりあえず江南のシンボルスポットであるCOEXって言うところに向かいました。
COEXの地下は・・・いやぁ超巨大ショッピングモールでしたがなにか。フードコートが5、6個あることを考えるといかに巨大であるか御理解いただけるかと思います。そのフードコートの一つでビール飲んでいました。免税店でも買い物をし、御土産を買いました。
さて・・・さてさて・・・今日の夕食は?某にとっては今回の韓国旅行のメインイベント「カンジャンケジャンを食す」であります。ケジャンとは生のワタリガニを辛いキムチソースに漬け込んだもので日本でも食べられますが、カンジャンケジャンは醤油に軽く漬け込んだもので、日本では食べることができません。ケジャンと同様、生のままいただくので保存等が難しいのかもしれませんな。
目指す店の一角は、ワタリガニ料理の店が多く立ち並ぶ場所で、我々が通ると「おっにいさ〜ん、わたりがに〜!」と・・・ここでも客引きが激しいですな。しかも他の場所と違い、ここでは若い男性が客引きをしていました(他の場所では大抵オバサン)。なんか目がイッてて怖かったですがなにか。目指す店を見つけてそそくさと入店しました。
さて・・・そのカンジャンケジャン・・・いや〜、美味い・・・って言うか初めての味わいでした。生ワタリガニの卵と身が合わさり、とてもマイルドで味わい深い甘味がありました。これは焼酎に合いますな(ビールにも合うけど)。ただ、味は単調なので1人前でも途中から飽きてきてしまいましたがなにか。「これサービスね。」と出された韓国風茶碗蒸しもなかなかの美味。味はまさに関西のダシ巻き卵で、優しい味でした。
もうこの辺りになると慣れたもので韓国語で注文したりしていましたがなにか。「ソジュイゴジュセヨ(焼酎1つちょうだい)」とか「ファジャンシルオディエヨ?(トイレはどこですか?)」「ケサジュセヨ(勘定してください)」とかね。日本語が通じる店でも、あえて韓国語で注文したりすると、とても嬉しそうに親切な対応してくれるのでいい感じでした。日本でも外国人が片言の日本語を話してくれると嬉しかったりするもので、こう言った感覚はアジア共通なのかもしれませんな(英語圏とかはそうでもない気がするけど)。
その後はトンデムンシジャン(東大門市場)へ。ここは衣料品関係の市場であります。当然ながら女性陣の目の色が変わります。となると・・・時間と待ち合わせ場所を決めて、別行動をすることにしました。男性陣は屋台へ・・・。いやぁ〜、ここでもまた客引き。「オニイサン!オニイサン!」とか「トッポギあるよ!」とかとにかく激しい。なんで我々が日本人って分かるんでしょうな?まぁ日本語のガイドブック持ってウロウロしていましたからな。
屋台は沢山ありましたが、その中で「アリガトーアリガトー」とよく分からない言葉を連発しながら誘ってくる店に入りました。入った途端「チヂミ?」とか言うので「はい」とか答えておいて「今、御腹イッパイイッパイね。」とも伝えておきました。でないと際限なく色々持ってきそうですからな。ここでは明らかに生ビールとかなさそうだったので焼酎を頼みました。チヂミは油が回っていて美味いとは言えませんでしたが、普段体験できない屋台のディープな雰囲気に酔いながら・・・焼酎に酔いながら・・・う〜ん、なかなかいい気分。んで飲んでいると突然、机の下から(出てきた様な感じ)、オバアサンが出てきていきなりガムを渡されました。店員さんかと思ってしまい「カムサハムニダ(ありがとう)」とか言って受け取ったら、「1000ウォンね」・・・いやはや物売りの人だったんですな。まぁ100円くらいだからいいか。その物売りのオバアサン、あちこちのテーブルを回っていました。近くのテーブルにいた女の子軍団(焼酎を飲みまくっていた)にカラまれていて少し可哀相でしたがなにか。でもガムは買ってもらっていたみたいです。
女性陣と合流したのは午前1時くらい。週末なのでその時間でも街は賑わっていましたが、いくらリラックスできてもここは異国の地ですからな。タクシーに乗ってホテルへ戻りました。