韓国Gmarketでのお買い物も危険すぎる(すぎた)

ここんとこの円高ポンド安を受けて巷では英Amazonでの買い物が流行ってるようだけど、自分はPCパーツを韓国から個人輸入したら非常に安く上がったのでレポ。始めに書いときますが、自分ハングルは全く解らないです(w。
買った商品はUSB接続のヘッドホンアンプ『CARAT-HD1V』(韓国製)。日本国内の価格は代理店の直販も他のオンラインショップも2万弱。
Seymour Duncan PA-TB3b [Blues Saraceno Parallel Axis Trembucker] 【安心の正規輸入品】, 有明町:d41d8cd9 --- styleaudio.jp
価格.com - Styleaudio CARAT-HD1V 価格比較
[rakuten:ichibankanshop:10006165:detail]
ちょっと高く感じたので、本国ではどのぐらいの値段なのか調べようと思い「CARAT-HD1V price site:.co.kr」でググったところ、Gmarketという通販サイトがヒット。8万4千ウォンだから…日本円で5500円ぐらい。安っ。

このGmarket、韓国最大のオープンマーケット業者(楽天市場のように複数のセラーが出店する形式)で、昨年米eBayが買収したとのこと。
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/09/26/027/index.html
きちんと英語のページが用意されてる上に韓国国外への発送にも力が入っているようで、セラーが一旦国内の配送所に商品を送り、それをGmarketがひとつに梱包して海外発送するシステムらしい。今回は1セラー1商品の注文だったからあまり恩恵がなかったものの、複数セラーの注文を1つの箱に詰めて発送してくれるから送料や受け取りの手間が減らせるし、未着などのトラブルになった際に個別のセラーと交渉せずに済みそうなのも有りがたい*1

そこそこ信用できそうなので、このサイトの、このセラーの商品を購入する事に決定ー。あまりに安いので2個買う事にした(w。
http://www.gmarket.co.kr/challenge_eng/neo_goods/goods.asp?goodscode=127180211
購入の際はInternet Explorer必須(非IEではカートに入れる時点で怒られる)、その上決済の際にActiveXコントロールのインストールを求められる(気味悪いけど拒否したら決済ができなかったのでやむなくインストール)。日本への発送方法はEMSのみ、他は選択不可。支払い方法はクレジットカード(Visa、Mastercard、JCB)とPayPalが利用可能だったので迷わずPayPalを選択*2。Gmarketへの支払合計額は186,900ウォンで、内訳は以下の通り*3

Total Amount 168,000 ウォン
Domestic Delivery Fee 2,500 ウォン
Estimated Shipping Fee (Estimated Weight 3kg) 16,400 ウォン

注文を確定したのが2/4の午後2時頃。EMSとして韓国から出荷されたのが翌日2/5の午後5時前で、2/6中には日本到着&通関、2/7の未明には地元の郵便局に到着。「お届け先休日等のため保管」なる理由で土日の2日間寝かされたため実際に手元に届いたのは2/9だったけど、最短なら注文から丸三日ぐらいで受けとれた計算。物理的な距離も近いとはいえこのスピード感は素晴らしい。

荷物を受け取る際、支払いがあると思って財布を手に応対したもののサイン以外は請求されず。PCパーツだから関税が掛からないのは当然として、消費税は払うものだと思ってたから拍子抜け。*4
そんな訳で総支払額はPayPalからクレジットカードへ請求された12,656円のみ。1個あたり6,328円、日本国内の価格の3分の1以下で買えてしまいましたとさ。冷静に考えると円高ウォン安だけじゃなく、元々の内外価格差も要因というか、つまり国内の値段がボ(以下自粛)

*1:楽天もこんなサービスをやってくれれば出店者も助かるだろうにね。→追記:やってた【楽天市場】 海外から楽天の商品が買える 楽天海外販売

*2:クレジットカードの情報を渡さずに済むだけじゃなく、カード会社への請求が決済直後に円建てで行われるため、支払額が確定できる(為替変動のリスクがなくせる)という利点もあるね。

*3:「Domestic Delivery Fee」はセラーからGmarketの配送所への送料。日本へのEMSの送料は「Estimated Shipping Fee」として、決済時点の推計重量を元に取られ、梱包後の重量で確定した実際の送料との差額はアカウントに現金残高として返金される。今回は推定重量が3kgで取られた送料16,400ウォン、梱包後の重量は1.49 kgで送料は12,800ウォン。差額3,600ウォンが返金された。

*4:荷物に貼られたEMSの伝票を見たら何となく理由が判明。これから買い物する人に迷惑が掛かると悪いので書かないでおくけど、これっていいのかなあ。