kaya的読書記録


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2016-05-23

第二音楽室/佐藤多佳子[小説]

佐藤多佳子さんの小説を久しぶりに読みたいな、と思っていて本屋で見つけた一冊。

音楽、音楽室をテーマとした短編集。

この人らしく小中高が舞台の子供が主人公の小説なので、好みは分かれるかと思うのですが、それにしても、上手いなあ、好きだなあと思いながら読みました。少しでも、音楽経験があれば…それこそ、音楽の授業の記憶、ラジオから聞こえる歌に憧れた記憶でも…ああ、ああ、と何やら心に音が響くような短編集でした。

鼓笛隊のピアニカ、リコーダーアンサンブルとか、合唱、バンド、それぞれの年齢での学校生活と合わせて、音楽が変えていくものがあるなあ、と。

単純思考過ぎますが、楽器を弾きたくなって、昨日は久しぶりにウクレレ出してきて爪弾きました。

続編というか、シリーズなのか?まだ他にも音楽テーマで出てるみたいなので読みたい。

第二音楽室 (文春文庫)

第二音楽室 (文春文庫)

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2016-05-13

[]だれもが知ってる小さな国/有川浩

そうだ、これも読んだのだった、と思って記録。

詳しくは講談社の特設ページなど。

http://kodanshabunko.com/colobockle.html

小学生のころ読みふけったコロボックル物語、

作者が佐藤さとるではなく、有川浩になっての最新作。

どういうこと?とか、イメージ変わってしまったら嫌だな、と思いましたが、読んだ感想としては、とてもよかった。懐かしく面白かった。佐藤さとるコロボックルを読んだのが、少なくとも25年以上前だから、ブレを感じるほどでなかったことも勿論あると思うけれど、でもいんわり感じる懐かしさと空気感が、違和感なかったです。

「コロボックルシリーズ」が刊行されている世界での、少年少女とコロボックルの出会いだなんて、それこそ小学生時代だったら、心ときめいて読んだだろうなあ、と。

単行本でしたが迷わず購入。

一緒にコロボックル読んでいた小学校の友達は、今頃元気にしているだろうか。これ知っているかな。

だれもが知ってる小さな国

だれもが知ってる小さな国

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2016-04-02

[][][]夜空の下で/益田ミリ

表紙だけ見て、益田さんのコミックエッセイかと思ったら違いました…。夜空は比喩でなく本当の夜空。空にある星の話、天空現象の話。テーマに対して、人間味あふれるカップルや親子の会話が漫画化されて、そこに天文の専門家の文章が添えられます。

思ってたのと違う…と読み始めましたが、そこそこの天文好きには面白かったです。漫画も良いし。星はどうして生まれるのか、とか宇宙旅行とか、オーロラとか、話題はいろいろ。

夜空の下で (集英社文庫 ま 22-2)

夜空の下で (集英社文庫 ま 22-2)

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2016-03-25

[]箱庭図書館/乙一

短編集。予備情報なしで読み、何やら苦手な文体で苦しんだ。

いま検索してみると

「本書は、一般公募「乙一小説再生工場」で小説のネタを集め、乙一がリメイクするという試みから生まれた、新しいかたちの小説」

ということなので、元ネタを加工してこうなったということか。

ひとひねりあるものもあれど、大部分、軽くて荒い文体が個人的に読みづらく。王国の旗、ホワイトステップの2編は嫌いではないけれど、これがこの作者の作風というわけでもないのかな。モヤモヤが残る。

箱庭図書館 (集英社文庫)

箱庭図書館 (集英社文庫)

[]夏から夏へ/佐藤多佳子

前に随分と好きだった作家さん。最近の読書再開で、何か出てないかと本屋で探して見つけた一冊。ほんとはこの方の小説読みたかったけれど、これはノンフィクション。

男子のリレー競技に密着取材してる。2007年世界陸上大阪大会、08年北京五輪に向けた日本代表チームに密着した、著者初のノンフィクション、だそう。

自分もなんとなく見ていた大会や選手たちなので、絵が浮かんできて、そして、そうか、そういうことか、などと蘇ってきて。スポーツ観戦好きとしては面白かったかと。続きが読みたいところで終わったなと。

夏から夏へ (集英社文庫)

夏から夏へ (集英社文庫)

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2016-03-13

[]とりあえず

最近またすこし小説やエッセイを読み始めた。一時期は本当に読まなかった。

専門書は読むけれど、読んでも読んでも読むべき本は山積みで、趣味のものなんて読む暇ないと思ってしまってた。

でもやっぱりそれだと頭が悪くなるというか。

仕事の本は読まねばならないけれど、それこそ心の栄養となるようなものもたくさん読みたい。40になって、それこそ一生に読める本の量なんてたかが知れてる、ということを自覚しはじめた。

[]夜中にジャムを煮る/平松洋子

平松洋子さんのエッセイ、初めて読んだ。すこし文章がうるさいのだけれど、ごはんの話し、どれもおなかがすきそうな勢いがある。

木浦での食は、実体験あるので面白く読みました。とりあえず七輪も買いたくなった。

夜中にジャムを煮る (新潮文庫)

夜中にジャムを煮る (新潮文庫)

[]さようなら、オレンジ/岩城けい

本屋で帯に惹かれて手に取った。このタイトル、この表紙だけではスルーしていたかも。

オーストラリアで暮らすことになる難民女性の成長を綴る物語。いろいろな拙さ、危うさがあるけれどその中にある強さがよい。

さようなら、オレンジ (ちくま文庫)

さようなら、オレンジ (ちくま文庫)

[]夜のピクニック/恩田陸

名作と呼ばれてるものを読んでみた。遠い記憶。オットに聞いたら、この夜行遠足は茨城の行事で、オットの高校も規模は小さいが似たようなことをやっていたと聞き驚く。青春である。

ナルニア国のくだりが印象深く、この小説もそうなところはありそうだ。もっと前に読んでいたら受ける気持ちは違っただろうと。

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

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