着慣れないスーツを着るとろくな事がないです

10月はプライベートが忙しすぎて
なんだか疲労しているのであります。
結婚式が月2になると、もともとコミュニケーション下手な俺は
なんだか精神的に疲れてしまって
肉体的な疲労よりも深刻なダメージとして残ってしまう。
おかげで今月はろくな仕事ができなかった。(腕のなさを人のせいにしてみる)
ぷんぷん。





初めは妹の式。
徹夜明けでふらふらになりながら帰省。
うちの父方、母方の親族が一堂に会する機会はめったになかったので
なんだか非常に楽しかった。
陽気である。うちの親族は非常に陽気である。
笑いが絶えない結婚式。
気を遣いまくったが、途中でどう取り繕ってもだめだめな自分に気がつき
うまくやることを放棄。
沢山飲んで、沢山飲まされて、楽しく過ごす。
でもあんまり酔っぱらわなかったな。


式の途中で妹に半ば強制的にエスコートさせられる。
・・・・てめえ。
といった心情を取り繕うことなく顔に出しながらエスコート。
てっちゃんも一緒。
お辞儀をして扉が閉まった瞬間ウエディングドレス姿の妹のケツに蹴りを入れる。
同時にてっちゃんが前から蹴りを入れている。
どうしてもあいつはやりたかったらしいのが、
俺は結婚式独特の予定調和的なものがどうしても苦手だ。
友人の式ならまだしも、身内になるとな。


帰ってきて、よかったよかったとまた少し飲んで
みんな眠って、おれは一人で妹の部屋で寝ることにした。
ぼんやりしてたら、その時初めて思ったのだが。
あんなに笑いが絶えない式になったのは
確実にあいつの人間性による部分だと思う。
あれが実家にいないと少し寂しいな、って初めて思った。
他所にやるにはもったいないって思った自分にびっくりした。
まあ、実際結婚できてほっとしている部分も多いんだけどね。


まあがんばったらいいと思うよ。
ボクまだ子どもだからよくわかんないけど。








んで次の週はシノの番。
またもや徹夜明けでふらふらになりながら仙台へ。
知っている人間がいない式だからちょっと緊張。
シノの友達の隣の席だったから話して仲良くなる。
おかげで楽しい式だった。
シノのドレス姿は現実感が薄く、
また「馬子にも衣装」的なニュアンスが面白く
目が合うとげらげら笑ってしまいそうだったので
ずっと目を伏せていた。
ていうか目を伏せて笑っていた。


シノのお母さんと久々に会った。
やはり俺のことは分かっていなかった。
そりゃそうだわな。10年前とは別人だ。


2次会はばっくれておっさんと国分町で飲む。
待ち合わせているときに、3回くらい見知らぬ酔っぱらいに声を掛けられる。
俺を客引きと間違ったらしい。
なんだそりゃあ。


おっさんと合流し
うっかり結婚したふたりと鉢合わせして気まずい思いをしたりしながら
その辺のバーに入る。
ちょっと配慮が足りなかった事を反省。
とりあえず隣に座ってた女に声をかけて楽しく飲もうと画策。
シノ以上にもっさりした女で小一時間ほど話した後「興味がない」とか言われ
情けない思いで店をでる。おっさんごめん。
ちなみにそのまた隣に座ってた女、おれの知り合いだったかも。あとで思い出した・・・。


その後おっさんのなじみの店へ。
まったり飲む。
ひさびさだったから凄く楽しかった。
おっさんバンドやればいいのに。
っていつものことだが強く思った。
「おっさんおっさんっていうけどおれらほんとにおっさんになっちゃったね。」
って言ってた。



おっさんと別れた後、4次会に合流。
てか俺と篠の友達の女の子と新郎新婦のみ。
バーで一杯だけ飲んで解散。



シノはこれから盛岡にしばらく住むみたい。
仙台帰ってきたらゆっくり飲みたいな。
今回はあんまりゆっくり飲めなかったしな。









んで、今週はライブ。
自分のバンドとミートガールとしてでる。
ミートは普段通りやれば問題ない。
楽しんで演奏しようと思う。
意外なほど自分のバンドも不安がない。
というか迷いがない。
それはこれからもっともっとかっこいい曲を
このバンドで作れる自信があるからだ。
今はこれでいい、と思う。
今はこれがいい、とも強く思う。
ばっちり。



わからんやつにはわかるめえ。



俺の心根はぐちぐち過去ばっか気にするくだらない仕様になっているが
音楽性で同じ地点に立ち止まった事が一度もないのが自慢でね。
てかそれしかないんだ。そんだけ。




がっつりやるよ。がっつり。













可憐だ。
そしてこの上なくかっこいい。


この映像が入ってるDVDまだどっかで売ってないかなあ。
もうタイトルも忘れてしまった・・・。

OKU NO HOSOMITI

あれこれ準備をして備えていた10月がやってきた。
つきひはいちだいのかかくにしていきかうひともまたたびびとなり。
あっちゅーまだなっ。




妹の結婚式向けのペーパーアイテムの下版が終わりちょっとほっとしている。
まずまずかわいいものができたんじゃないでしょうかっ?
ピンクいよ。超ピンクいよ。
普段何かと黒と赤ばっかり使ってるのに超ピンクつかってやったよ。
仕事がばたついてきてたから、訂正はいついつまでにまとめてね!
ってお願いしてみなさんうまいことそこまでに意見をくれて
さあ入稿っすよって時、親父がわけわからん訂正を入れてきやがった。
最後までバタバタ。
印刷所のバイトの挙動不審なあんちゃんも見積もり間違えているし。
ほんとばたばたでしたよ。
来週末プレゼント持って帰省&結婚式。
友達にアクセサリー作る人がいたので作ってもらった。
どうかどうか兄に多大な恩義を感じて欲しい。





んでその次の週はシノの結婚式。
仕事が今の感じなら行けそうだ。
いよいよあいつも嫁にいくのか。
まあ三十路はいっているしな。
遅いくらいだ。
出会ったときにこんな長い付き合いになるとは考えてもいなかった。
知り合ったころは今考えると子どもだったように思える。
よくもわるくもね。(自分のことは棚上げ)
座敷童!


いろいろと精神的に欠損している部分があることもいなめない。
自らの人生を自らめんどくさくているような、
端から見ても残念な思いを抱かざるを得ない女だったように思う。
病的なわけではないのだが・・・。


言いたい放題。


ただ奴が一人の人間として成長していく中で、
家庭を持ちたい、もしくは持とうと思えるようになるまでの変化の一部始終を
端から見て入れてよかったな、と思える。
幸せになって欲しい。









あと、その次の週はライブ。
ミートガールのサポートで出る。
今年の上半期は忙しくてろくすっぽ練習に参加できなかったけど
スタナーと三人でよく練習していたみたい。
久々にスタジオ入ったら軽いアウェー感。
そうですよね。
スタジオで過ごした時間=絆ですよね。
ううう。



同時にレコーディングの話も進んでてちょっとうきうき。
久しぶりだなあ。
あと大阪でやる話もあるみたい。
演奏旅行なんてしたことない。
軌道に乗ってるバンドはなんでもやれるからいいよな。




あと自分のバンド、ガーターズもライブやる。
今回はちょこっとだけだけど、1ヶ月で準備した割にいい感じ。
こっちはまだまだじっくり。
刹那的な活動じゃなくてね。じっくり。













てかシノの結婚式で泊まるホテル探しているだけど
いい宿がない。
というか宿がない。
やばい。




















フガジのライブの映像みたい。
これ山形のシネマ朝日なんだぜ?
信じられるか?
って12年前の自分に言いたい。
もちろん54-71は最高だ。
椅子の上で小躍り。

引越しをする

中途半端な時間に仕事が終わり
始発を待っているところ。
もさっとしてる。俺はもさっとしている。
あと3時間も早く起きれば
終電で帰れたのに。
がっちがちにこった肩を、てもみんでほぐさなければ
終電で帰れたのに。
そしてきっと明日は遅刻するんだ。
ああ悪循環。




明日でとりあえずけり。
まだまだいろいろ残っているが
おっきいものは片がつく。
もうひとがんばり。



                                                                                                  • -

ところで、長年過ごした野方を去って
都立家政に引っ越すことになった。
隣の駅だし(しかも駅間も比較的短い)
通勤で使う駅も多分変わらないくらい
ミニマムな引越しではあるが
今はワクワク感でいっぱいである。




今度の部屋は広い・安い・楽しい!!!!
なんせ商店街のど真ん中だ!!!!
なんで今まであんな部屋に住んでたんだろう?




思えば今の部屋は諸事情により慌てて借りた部屋だった。
内件もせずに速攻で決めたからダメで当たり前なんだけどさ。
それからは2年更新の呪縛の中、
万年金穴の俺はシーズンが来るたび「引っ越す」と言ってみるものの
結局普通に更新してしまうループの中、
気がつけば早10年。
俺の20代中後半はいろんな意味でもったいない部分が多かった。
とつくづく思う。




都立家政で契約した帰り道、
大雨に降られて、傘差して野方をぶらぶらしてた。
野方は今でもとても好きな街だ。



野方の商店街はやっぱりでかい。
私鉄であれだけ大きな商店街ってなかなかない気がする。
いっぱい飲んだし、いっぱい食った。
なくなってった沢山の店を思い起こしながらぶらぶら。
あの店ではおっさんと飲んだなあとか、
あのビデオ屋に柳沢にエロビを買いに行かせたなあとか、
あの店では見知らぬ若者と朝まで飲んだなあとか、
ラーメン屋とか、ちょっと太った菅野美穂似のお姉さんがいる飲み屋とか、
大好きな大三元のラーメンとか、野方ホープとか、
パチンコ初心者のころに通ったパチンコ屋とか、
休日の暇を埋めてくれたゲーム屋さんとか、
沢山の時間を過ごした漫画喫茶とか、
たまにお世話になったスタジオとか、
無駄な買い物をたくさんしたリサイクルショップとか、
あれこれあれこれあれこれあれこれ。
たっくさん。




感傷的な気分になったので一杯飲んで帰る事にする。
昔はラーメン屋さんだった焼鳥屋さん。
ラーメン二郎について熱く語り合って帰路。
フワフワした気分で歩く。
やっぱり思い出がありすぎて
なかなか一口では言い表せない。
10年って長いな。




実家の次に長く住んだ土地だけど
ようやく卒業することができそうだ。


















これいいなあ。



都立家政はこじんまりとしているけど
なんかいい感じで、
きっと楽しいと思う。
新しい街。
新しい暮らし。







しかし、まだ、まったく、ちっとも、
準備をしていないのだ。
手伝いに来てくれる人、すまんがよろしく頼む。

Jolie

例えば小さいころ、とてもとてもお姉さんに見えていた人の写真を久しぶりに見てみると
思ったよりも子どもっぽく見えてしまうのはやっぱり
自分がおっさんになったからなのだろうか?


と、しみじみ思ってしまった。




妹が結婚するらしい。
んで、なんだかんだで奴と旦那の幼いころの写真を100枚以上スキャンして補正した。
ビデオで使うらしい。なかなか骨の折れる作業だった。
お兄ちゃん途中で何回か折れそうになったよ。



両親の若いころの写真や幼なじみの写真、あれこれあれこれ。
当たり前なんだが、凄く時間が経っているんだなあと感じた。
母親しわがない!とか。
親父若い!とか。



一気に変わらずに少しづつ少しづつ変化するから
目が慣れちゃってんだなあ。







招待状と席次表は俺が作ることになった。
お兄ちゃん頑張るよ。
でも間に合わなかったらごめんなさい。








嫁に行くって、自分に置き換えてなかなか想像できないけど
大変なんだろうなあ。


とりあえず式の準備、いろいろ大変だろうけどがんばって。

また会う日まで

腹が減ったが明け方なので
コンビニで巨大な冷製ミネストローネを買ってきたのだが
全く全部食いきれる気がしない。
1日分の野菜が摂取できるらしいが
途中からスープを飲んでいる気がしなくなってくる。
なんだかおかしな固形物を口に流し込む作業になってくる。
いや、違うんだ。
野菜は好きなはずなんだ。
こないだだって農場カフェでばりばり野菜食ったし。
でも無理だ。
350gって書いてるけど
本当か?もっとはいってないか?



ザ・プレミアムベスト 尾崎紀世彦

ザ・プレミアムベスト 尾崎紀世彦



ふたりでーどあをしーめーてー
ふたりでーなまえけーしーてー

なごり雪

ライブ直前に急激に忙しくなり
ほとんど練習できずにライブ。
しかも風邪っぴき。
やはりそれなりの酷い出来。
でも久々にライブできて楽しかった。
緊張したけどさ。
せっかくだから色々試した。
キーを下げると全体の良さみたいなのが損なわれる。
歌いやすくなるがうまい対処法が必要だな。




トリで演奏したミートガールの方は
自分ひとりの番が終わってからがんがん飲んでたから
ほとんど緊張せずに演奏。
こちらも楽しかった。
てっちゃん緊張してミスりまくり。
おれも相当間違ってたけど。
でもてっちゃん物凄く練習してたからドラムスキルが相当上がっている。
俺もあれこれ勉強になったし
やっぱり環境を変えてプレイすると実になる事が多かった。




ミートガールの出番の前半半分で自分の演奏は終わり。
後半はビールをのみながら客として見てた。
今回のミートは際立ってよかった。
もちろん俺が内側の人間になったからかもしれないけど。



ひさぼんが凄くよかった。
あの男は物凄くまじめで誠実だと思う。
今夜初めて気がついた。
いいドラマーだと思った。




それと梅木さん。
梅木さんは実家の京都に戻ることになった。
もう京都に引っ越した後だがライブをやりに上京。
ミートで最後?の演奏。
楽しそうだった。
物凄く気持ちが高揚した。
オールラウンダーだけど、梅木さんには梅木さんの世界もきちんとある。
意外と希有なプレイヤーだと思う。



梅木さんに出会えたから分かったことがたくさんあるし
沢山のことを経験できた。
音楽は正解のないパズルだと思う。
答えがないからこそ、肩の力を抜く。
んで多面的にアプローチする。
そんな梅木さんのスタイルを模範にしていたところもある。




奇しくも毎年ミートガール企画としてやっていた「卒業式」は
本当に卒業式になってしまったのだ。






なごり雪

なごり雪




終演後フロアでは酒盛りになっていて、がやがや盛り上がっている。
ステージで梅木さんが一人で写真を撮ってた。
ステージの上から見える風景。
沢山ライブをやった水族館の、ステージからの風景。
感傷的な気持ちになっておちゃらけて話しかけた。
絶対にまた一緒にライブをやろうって約束した。



作り上げたものは崩すだけ。
意図して崩さなくとも、なぜか崩れる。
そういうふうに出来ている。のかもしれない。
だからこそ、また1から作るだけだ。



俺も、梅木さんも、ミートガールも、やすも
また1から仕切り直しだ。



その刹那にしか見えない風景がある。
その刹那が全てだと確信している。今夜。

トムと共に

週末、ミートガール主催のライブに出させてもらうことになった。
ミートガールのサポートベースとしても出演する。
なんとドラムはスタナーという既視感。
俺個人は15分だけ、またも弾き語りで。
いや語ってないなあ。
でも少しは語れればなあ。
とおもいつつ全く練習できていないこの頃。
まったく誠実ではない。
そして今週になって猛威をふるうお仕事。
やばい。また寝ずにライブか?
せめてミートの練習だけはがっちりやらないと。
一緒にバンドやってた梅木さんが実家に戻ることになったから
もうそのバンドはやんないと思うんだ。
だからそのバンドで作った曲を演奏する。
がんばる。
がんばれよ俺。
特にギター。
またヘタになった。
しかもバッキングが。
やばい。






Closing Time

Closing Time


神様これから毎日ちゃんと練習するから
とりあえず今週だけ
トムと同じ声にしてくれないか?
・・・だめですか。
そうですか。