梶ピエールの備忘録。 RSSフィード

2016-05-28

[]お仕事のお知らせ

5月26日発売の『文藝春秋Special夏号』に、「なぜ民主化は進まないのか」という一文を寄稿しています。中国の「民主化」問題を、欧米近代思想に起源をもつ、政治的権利の平等と権力の分散化を要求する民主化(以下、民主?)への要求と、中国の伝統思想に起源をもつ、経済的平等化と権力の集中を要求する民主化(同じく民主?)への要求の相克、という観点から整理して論じています。


2016-05-20

[]いただきもの

 厨先生待望の新刊ですね。ちょうど今から東京出張ですので、新幹線の中で読ませていただきます。

2016-05-17

[][]いただきもの

  

台湾とは何か (ちくま新書)

台湾とは何か (ちくま新書)


 著者の野嶋さんよりご恵投いただきました。台湾だけではなく中国問題にも詳しい著者だけあって、ともすれば「親日」イメージのみで語られがちな台湾の多面的な姿についてコンパクトにまとめられた、新書の見本のような本だと思います。ひまわり運動から蔡英文フィーバーまでの流れを整理する上でもまずは読んでおきたい一冊だと思います。

2016-04-25

[][]お仕事のお知らせ

 4月25日(月)発売の、『週刊東洋経済』4月30日・5月7日合併号のコラム「中国動態」に、「「失われた20年」と重なる不良債権対策の切迫度」という記事を寄稿しました。「ゾンビ企業を淘汰せよ」「不良債権処理なくして景気回復なし」「いや元安容認によるリフレ政策を優先すべきだ」・・と現在の中国経済について飛び交っている言説を並べると、現在の中国経済のおかれた状況は、本当に「失われた20年」特に今世紀初頭の日本経済のそれに似ているなあ、という感を強くします。日本在住のエコノミストとしては、中国経済の行方を占うにあたってかつての日本での議論の蓄積を参考にしない手はないでしょう。とりあえず、不況期の経済政策と不良債権処理との関係に関しては、以下のようなこのブログの過去のエントリが参考になるかと思いますので、リンクを張っておくことにします。

「S&G本をヒックス的に読む?」


2016-04-20

[]いただきもの


 東京大学出版会の「超大国・中国のゆくえ」シリーズの第三弾、政治編です。第一弾が出たのは・・もう一年以上前でしたっけ?


 松尾匡さんの今年三冊目の著作で、最近の旺盛な執筆活動には本当に頭が下がります・・・と前にも同じようなことを書いたような気がするのですが、こちらはいろいろ言いたいことが出てきそうな気もする本ですので、また改めてじっくり読んでから感想を書いてみたいと思います。