梶ピエールの備忘録。 RSSフィード

2018-04-23

[][]いただきもの

現代台湾の政治経済と中台関係

現代台湾の政治経済と中台関係

編者の松田康博さんよりご恵投いただきました。馬英九政権の8年間の台湾政治を中国との関係を中心に振り返った研究書です。

2018-04-21

[][]お仕事のお知らせ

 『週刊金融財政事情 2018年 4月 23日号 / 週刊金融財政事情編集部 【雑誌】』の書評コラム「一人一冊」のコーナーで、アーサー・R・クローバーの『チャイナ・エコノミー』を紹介しました。その楽観的かつ歯切れのよい語り口には好き嫌いもわかれるとは思いますが、以下にもアメリカ人が書いたプラグマティックな中国経済の教科書、という感じの本です。特にビジネスマンの方には(私のような)日本の中国屋が書いた本よりだいぶわかりやすいと思いますのでおススメです。

2018-04-10

[]いただきもの


 執筆者のお一人である石井知章さんよりご恵投いただきました。目次など、ネット上で公開されているものを見つけられなかったのですが、文化大革命に関する刺激的な論考が多数収められています。少し前の『思想』の特集と比較すると、興味深いかもしれません。

(4月11日追記)東方書店のサイトに特集の趣旨と目次が載りました。

この特集では、多方面から文革を考え直すことを目的としている。そこには、文革へのこれまでの見方への批判的考察がある。すでに明らかにされてきた暴力を、さらに露呈するものがある。また、これまでには重視されてこなかった事象をとりあげている。さらに、大陸中国の周辺からの視覚も提供している。そして、凝縮された表現のなかに、単なる悲劇に止まらない文革の不条理を、視覚を通して訴える作品も収録する。それらを通じて、文革が必ずしも1960年代半ばからの10年間という限られた時間内での特異な現象であったわけではないこと、伝統中国につらなる社会的文化的な底流があったこと、そして特殊事情としては冷戦期のなかの中ソ対立という国際環境が密接にかかわっていたことなどが明らかにされる。

目次:

「いまさら文革、いまなお文革、いまこそ文革」の特集にあたって

〈対談〉

 「文化大革命」に見たもの(小島麗逸×加々美光行 司会 三好章)

〈論説〉

 なぜ文化大革命は過ぎ去らないのか――日本の「進歩的」中国研究者の「結果責任」を問う(石井知章)

 文化大革命における政治と法(金野純)

 中華民国(台湾)からみた文化大革命――ビクター・ルイスと華ソ接近問題を例として(川島真)

 花岡事件と文化大革命――日中友好協会の運動との関わりを中心に(坂井田夕起子)

 名誉回復、未だ成らず――反革命罪のキリスト教伝道者・王明道(松谷曄介)

 一九六〇年代初頭、新疆ウイグル自治区から国外移住した「新疆人」を追って(水谷尚子)

 寧夏山間地回族の「二〇年間の大災厄」の記憶とイスラーム復興(松本ますみ)

 文革後の革命模範京劇――伝統京劇との連続性(加藤徹)

〈漫画〉

 八歳の死刑囚(辣椒)

〈天南地北〉

 文化大革命の記憶――回顧録と同人誌を資料として(高口康太)

[書評]

 方法としての〈六朝〉――鄭毓瑜『姿と言』『引譬連類』を評す(林少陽)

 馬場毅編 『近代日中関係史の中のアジア主義 東亜同文会・東亜同文書院を中心に』(藤谷浩悦)

 張小虹著 橋本恭子訳『フェイクタイワン 偽りのタイワンから偽りのグローバリゼーションへ』(吉原ゆかり)

[書訊]

 松岡正子・黄英哲・梁海・張学喨圈慘鮖砲筏憶――文学と記録の起点を考える』(加治宏基)

2018-04-09

[][]お仕事のお知らせ

 4月9日(月)発売の、『週刊東洋経済』4月14日号のコラム「中国動態」に、「米中貿易戦争がエコシステムを破壊する」という記事を寄稿しました。トランプ政権による対中制裁の理由の一つに中国企業による知的財産権侵害が挙げられていますが、深センなどにおけるIT産業のエコシステムの成立は知的財産権侵害への「ゆるさ」に支えられた部分があり、それが実は米IT企業の市場拡大にもつながっている、という話を書きました。

[]いただきもの

知性は死なない 平成の鬱をこえて

知性は死なない 平成の鬱をこえて

 すでにあちこちで話題になっているようですが、與那覇潤さんの久しぶりの著作をご恵投いただきました(ちなみにこのブログにおける『中国化する日本』評はこちら)。どうもありがとうございます。

2018-04-06

[][]お仕事のお知らせ

 今年の2月、経団連のシンクタンク、21世紀政策研究所のセミナーでアジア経済研究所の木村公一朗さんと一緒に中国のイノベーションについてお話しした内容が活字化されました。以下のリンクから、これまでに開催されたセミナーの内容一覧についても確認することができます。

21世紀政策研究所新書-セミナー15「中国のイノベーションの実力とその持続可能性」

 私の話はあちこちで書いたことの繰り返しですが、よろしければご一読ください。