石打丸山スノボ日記 2

kakeru33072004-02-08

消雪パイプ。道路や駐車場、至る所にあった。こんなふうにノズルがしっかり埋められているものや、等間隔に穴を開けた塩ビのパイプにホースをつないだだけ、みたいな簡単なものもあった。
なるほど便利なものだけれど、これじゃあ長靴が一番機能的だろうなあ、って感じでした。

駐車場で困っちゃったのは、車に直撃しちゃうノズルがいくつかあったことで……大きめの石を持ってきてノズルにのっけちゃったけど。

さて、起きたらまず窓に目をやると……明るい! お日さまの光と、一晩中積もった雪の反射で外の景色はとにかくまぶしい。

朝ご飯をたっぷり食べて、重たいおなかでゲレンデへ(どのくらいボリュームがあったかというと、18時くらいに東京に帰ってきても女の子はまだ夕御飯モードになれなかったくらい。ロッジケルン、食事は大いにオススメ!)。
さっきまで降っていた新雪は、もう最高のパウダー。かなりな急斜面に行ってもコブはほとんどなく、ボードはメレンゲの入ったボールにナイフを入れるように、サクサク斜面を切り分けていく。
昨日ビールの誘惑に負けてパスしてしまった温泉(外湯)にも行きたいとなると、12時くらいには上がらないといけない計算になる。短いなあ……と、タメイキ。
転んでも痛くないのにイイ気になって、今回の課題に設定(ってほどの大ゲサなもんじゃないけど)していたグーフィー(左足が前のレギュラースタンスの逆、右足を前にして滑る)の練習を始める。

天気が最高の分、気温がどんどん上がっていった。リフトを一本下りてくると、結構な汗をかく(なるほど「生ビール」が欲しくなるかも)。
雪がどんどん融けてきて、手袋やウエアはどんどんビショビショになっていく。これならもうちょっと気温が低い方が快適かもしれない。結局5本滑ったけれど、最後の二本になると、雪面はチーズケーキに指すフォークのような感触になってしまい、かなり滑りにくかった。
もうちょっと……と思うときが上がり時。これから運転もあるんだし。

前回あんなに気になったブーツのヒモのゆるみは、今回あまり気にならなかった。要はブーツのホールドに頼ってばかりだと、かえってコントロールできないんだろう。あれだけ欲しかったバインディングのバックプレート(今使っているのはステップインのシンプルなタイプ)も、そう必要性を感じなくなった。まあそれなりには身についてきたのかな。

ロッヂに戻って軽く着替える。荷物や車はチェックアウトの後も置いておいてくれるし、お風呂も入らせてくれそうな感じだった。ゲレンデにも近いし、ほんとに快適な宿だった。
消雪パイプと日ざしのおかげですっかり雪の無くなった道を通って、湯沢町駒子の湯へ。観光地図だけだとちょっとわかりにくかったけれど、なんとかたどり着く。
ケルンおススメだけあって、快適な温泉だった。古民家風の建築で、ムードもある(HPの写真の数段風情があったくらい)。お湯は岩手の黒石温泉の方がよかったけど、雰囲気的にはこっちの勝ち。

14時前には湯沢インターから関越道に入る。帰路の渋滞はほとんど無し。東松山インターを下りたのが17時前。下道も全般的に空いていて、19時前にはいつもの「焼肉サラン」で花ホルモンを食べていた。
こんなに近いならまたヒョイと行っちゃおうかなあ、とか思ったりしながら、とりあえずスタッドレスタイヤはそのまま履いておくことにした。

ブーツを脱いだら、また例によって「足ヤセ」。うれしいんだけどそれだけ普段ムクんでるっていうのはなんとも不健康。それに、足だけじゃなく体ももっとしぼらないとなあ……荻窪のショップで見たボードで、とっても気に入ったのがあったけど、適応身長はクリアしてるんだけど、体重をもうちょっとしぼらないと(こんなこと書いたらひどく太ってるみたいだ……)。