脱塩

スノーボードブーツのインナーが、汗でぐっしょりになってしまっている。

今回もたっぷり足ヤセして帰ってきているのだから、まあそれも当然なんだけど、シェルから外してみたら内側のリベットが汗の塩分でか錆びてしまっていた。
これはいかん……と、あわてて説明書を見てみたけれど、手入れのところには「陰干ししろ」としか書いてない。
何か方法は……と思って探してみたら、こんなページが見つかる。

スキーのブーツではここまでやったことなかったのだけれど、多分ものすんごく汚れてたんだろうなあ、と今さら気持ち悪くなる(やっぱりレンタルのブーツは……と改めて思ったりとか)。

それから、前回の岩原で、インナーブーツのシューレースをとめるナイロン製のストッパーを壊してしまっていたので、メーカーのキスマークに問い合わせたかったのだけれど、HPにはメールアドレスどころか住所も何もかもアップされていない。
ところがラッキーなことに、手入れ方法を調べるためにごそごそと引っ張り出してきた説明書に電話番号が書いてあったので、FAXしてみた。
回答がFAXヘッドに書いたメールアドレスに届く。

なんと部品の取り寄せには対応してくれない! たかだかちっちゃな樹脂部品一つのために靴を丸ごと名古屋のキスマーク本社に送らなければいけない!!
所要時間は約一週間……シーズン中だったらどうするんだ?

キスマークの用品というと「ミーハー」とか「安物」なんて言われてることが多いけれど、バインディングにしても機能自体はとても気に入っていた。でも、ちっちゃな部品一つにこういった融通の利かない対応しかしないあたりは、残念だけれど田舎の会社なんだなあ、と思った。

バインディングのことがあるから、次も多分キスマークを買うのかなあ、とか思っていたけれど、ちょっといや〜な気分になってしまった。

アウターのシューレースが切れたらどうするんだ? とか思ったけれど、これはパーツで純正も社外品もいくらでもあるんだった。と、少しは安心。