Beagleの標準以外のインターフェースについて
(2014/9/24)Beagleはその後開発が終了し、メンテナンスもされておらず、公式サイトも消えている。
本家のWebインターフェースに関して
Beagleのパッケージには、Webインターフェースが過去に存在していたが、廃止されたらしい。[引用]http://web.archive.org/web/20090615045037/http://beagle-project.org/WebServiceInterface より
The Web services interface was disabled in version 0.1.3
Peagle(Beagle Web-Interface)というWebインターフェースがあるようで、作者のサイトにはつながらないが、kde-apps.orgからダウンロードはできる。最終更新は2006年4月26日。
依存パッケージに注意。手元の環境では、PHPにPOSIX関数とPCNTL(プロセス制御)関数のサポートが付いていないことにより
Fatal error: Call to undefined function posix_setsid() in /tmp/work/peagle-0.2.1/peagle.php on line 504 Fatal error: Call to undefined function pcntl_fork() in /tmp/work/peagle-0.2.1/peagle.php on line 506
のように止まってしまったため、再ビルドすることに。
[引用]PeagleのREADMEより
It requires the following applications to work:
READMEによると、作者は以下の環境で作成したとのこと。
$ ./peagle Server ready.
と出ればOK。一般ユーザ権限で正常に動作する。
その後、Webブラウザで
127.0.0.1:7324/
にアクセスする。ポート番号はWebインターフェース上で変更できる(Peagleの再起動が必要)。
日本語を含む検索自体はできるが、結果が一部化ける(原因は不明)。
終了するには、
127.0.0.1:7324/control?terminate=true
にアクセスするか、
$ killall peagle
を実行。
Kerry(KDEのインターフェース)
KDE向けのインターフェースとして、Kerryというものがある。Debian,Ubuntu,Gentooのいずれのディストリに対してもパッケージが提供されている。GTK+のbeagle-searchインターフェースと比べ、検索結果の表示に関する設定が細かくできるようだ。インデックスの対象なども、beagle-searchと同様の設定が可能となっている。KDEを使っているなら、ぜひ導入しておきたい。
新しいWebインターフェース
(2008/5/3)バージョン0.3系から新しいWebインターフェースが使用できるようになっている。(2014/9/24)複数のリンクを修正および削除
使用したバージョン:
- Beagle 0.2.17
- Peagle 0.2.1
- Kerry 0.2.1