柚肌

     くらき夜のはり合になる冬至    ( 道彦 )   (『蔦本集』)


 今日は二十四節気のひとつ「冬至」にあたります。南瓜を食べ、「ゆず湯」に入る習慣があります。
     
 焼き物では、柚の皮の肌に例えて小さな孔が無数に出来るのを「柚肌」と言います。
抹茶茶碗などでは、これを鑑賞します。

 今回、小植木鉢に泥漿をスポンジで塗布して、柚肌の感じにしてみました。


  無釉焼締

  黒マット釉