ごめんねアリさん&ヘッピリ虫

先週実家に帰ってきました。久しぶりの実家はやっぱりいいものですね。夏帰るとキュウリやらナスやら谷中生姜などなど新鮮な野菜が食卓を賑わし、ついつい食べ過ぎてしまいます。どんだけ体に良いって言っても食べすぎは良くないでしょう!
さてさて昼間ふと庭を見たら懐かしいアリ地獄を発見して、例の遊びを敢行しました。例の遊びとはアリさんをアリジゴクの穴に入れるのです(アリジゴクは可愛くないから呼び捨て)冷徹な男だとお思いでしょうが、小学生時分はこんなことをよくやっていた暗い男なんです・・・ハイ。
アリさんを生け捕りにし穴にポトッ 上ろうとするアリさんを地底から2本の角でパクパク襲い始めた!ウワ〜、グロい!久々で可哀そうになってきた〜 でもアリジゴクは攻撃を止めず2本の角でアリを挟み、もがけばもがくほど地底にゆっくり引きずり込まれていきました(ToT)←自分でやったくせに
アリさんには悪いことしたな〜と涙していたら、なんとそこにヘッピリ虫登場。ヘッピリ虫って正式にはカメムシといってあのくさい臭いを出す昆虫である。そのヘッピリ虫を怒らせずに誘導し穴に落としてみた。アリジゴクとヘッピリ虫の体格差は約5倍ほどあろう。それなのに穴に落ちたヘッピリ虫はアリジゴクの2本の角に挟まれ身動きが取れなくなっていく・・・3分ほどの格闘の末ヘッピリ虫は全く動かなくなった。
あとで調べたんだけどヘッピリ虫のあの臭いって、同じヘッピリ虫たちにも敬遠され、仲間の一匹がにおいを出すとみんな一目散で逃げるらしい。それに密室にヘッピリ虫を入れ怒らせにおいを出させると、なんと自分の臭いで死ぬのだ。なんとも命がけの一発なのである。
アリジゴクもまた変わっていて、2,3年はアリジゴクとして生きて成虫になるとウスバカゲロウというトンボみたいな昆虫になるのだ。笑えるのがアリジゴクは肛門が閉じているので糞をしない。しないというかウスバカゲロウになるまで溜めて溜めて一気にするらしい・・・2,3年分だよ〜 どんなんだよ〜

あ、そうそうその2匹の格闘でヘッピリ虫が臭いを出したなら、多分2匹とも死んだんではないだろうか?今思えば本当にとんでもないことをしたなと反省してます。アリさん、ヘッピリ虫さん、そしてアリジゴクさん(態度改め)すみませんでした。安らかに眠ってください。

横には地蜘蛛の巣も。結構立派なんです。